おはようございます(^^)
奥山リエ子です。
「感謝して手放します」
心のことを学び出すと、
よく聞くフレーズです。
心に引っかかりがあって、
そこから解放されたい時には
とても心地よい響きです(^^)
10年以上前ですが、私、本を読んで、
心にあるネガティブな思いを、
感謝して手放そうと
頑張っていた時期がありました。
職場でとても傷ついた出来事があり、
頭の中でその場面がぐるぐる回って
美味しいご飯も
大好きなはずのロックフェスも楽しめない。
忘れてしまいたいのに
ふとした瞬間に思い出してしまう。
早くこの想いから解放されたくて、
嫌なことの中からも感謝を見つけていました。
・・・が、一向に手放せず、
楽になりませんでした(泣)
楽になりたくって、
こんなことを繰り返していたのですが、
こう思えば感謝だと思っても
思い込ませても、
実際は感謝できてなくて、
手放せもしていなかったんです。
一瞬手放せたかのような気には
なっていましたが、
少しするとまたモヤモヤしだしました。
なんでうまくいかなかったのだと
思いますか・・・?
それは、
感謝は「する」のではなく、
「湧き起こる」ものだから
だと思います。
言葉って難しくって、
「感謝します」「感謝しています」
という言葉を私も使うのですが、
一応、手放したいものがあり、
浄化したい感情がある時のことだと
思って読んでいただけたらと思います。
二度と繰り返さないで済む、
根本的な浄化ができる時って、
私自身のこの10年間の
たくさんの浄化体験からも、
クライアントさんの浄化を見ていても
はっきりわかるのですが、
「感謝して、手放す」
という2段階ではなく、
「感謝することをする」のでもなく、
「手放せた時に感謝できる」
もしくは、
「感謝できたときに手放せる」
同時なんです。
そして、感謝は感動とともに自然と
自分の中から起るものなんです。
だから。
自然と手放せるようになるまで、
感謝が沸き起こって泣けてくるまで、
いろんな視点前提を変えて
自分に問いかけてもらうんです。
(問いかけ方の道筋はちゃんと整っています。
これを<感情学修>と呼んでいます)
ここ10年ほど、私の中に
「感謝して手放します」
という言葉はありませんでしたが、
何か望まない出来事があったり、
ネガティブな感情が起こった時には
ちゃんと手放して、
心から感謝できています。
どうしてわかるのかというと、その後
同じような体験やネガティブな感情を
味わうことがないからです。
もしかしたら、よく目にする
「感謝して手放します」
はまた違った意味で書いている方も
いるかもしれません。
でも、ご相談に来る方とお話ししていると、
ここで引っかかっている方が
とっても多いです。
そして、
「本当に根本的に問題を解消したい!」
「そして感謝に変えたい!」
とおっしゃいます。
「感謝して手放します」
が、ただ単に思い込ませることに
なっていませんか?
もし、根本的に解消したいのであれば、
自然と感謝が起こり、手放せるための
考え方・問いかけ方をお伝えしています。
講座やセッションをご活用くださいね(^^)
IRM認定インストラクター
奥山リエ子