こんばんは(^^)
奥山リエ子です。
明日は8月15日。終戦記念日ですね。
父は戦争が終わった年、
母はそれから10年経ってから
生まれているので、
戦争がどうだったかという話は
両親から聞いたことがありません。
祖父は二人とも戦争で亡くなって
いるのですが、
その後祖母たちからも戦争の話を
聞くことなく亡くなってしまいました。
みなさんは、戦争に関心はありますか?
私自身、社会問題などは疎いところがあり、
自分もそうですが、
子どもたちに戦争をどう伝えたらいいのか?
というのは考えていたことでした。
小学校の頃から、断片的に聞く情報が
あまりにも怖くて、自分自身
しっかり向き合えてなかったんですね。
なので、余計気になっていたのだと思います。
本当にご縁って不思議というか
素晴らしいと思うのですが、
昨年小学校でPTAの役員をしたことで
仲良くなったママが、
今年から大学院で平和学を学び出したとのこと。
ぜひ!
とお願いして、平和と戦争について考える
小学校低学年向けの親子イベントを
一緒に開催しました。
今日ご紹介したいのは、
このイベントでの読み聞かせにと
選んでくれた本。
========== なぜあらそうの? ニコライ・ポポフ 著 ==========
文字のない絵本です。
だからこそ、絵からいろんなことを
感じ取ることができます。
子どもたちも集中してじっくり見ていました。
内容(「BOOK」データベースより)
1ぴきのカエルが、1本の美しい花を手にしていました。そこへ1ぴきのネズミがやってきてその花をうばいました。なぜ?次に、2ひきのカエルがくわわってネズミを追いはらい、手あたりしだいに花をつみはじめました。なぜ?すると今度は、ネズミたちがもっとひどい暴力で仕返しをしました。そして、あらそいは続いたのです―。本書は、子どもたちや、すべての大人たちにさまざまな疑問をなげかける、文字のない絵本です。なぜあらそいはおこるのか、なぜあらそいはやまないのか、そして最後に何が残るのか、考えてみてください。1996年ベルギー児童図書評論賞。
こちらのサイトはたくさん感想が載っていて、
いろんな視点が学べて興味深かったです↓
https://bookmeter.com/books/241038
子どもたちも本を見て思ったことを話し合いました。
最初は1ぴきのカエルと1ぴきのネズミ。
些細なことがきっかけです。
それがどんどんたくさんの仲間を巻き込んで
大きな争い・殺し合いになっていきます。
子どもに伝える戦争について、
幸田先生からお話をお聞きした時にも、
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大きな戦争も、最初は小さなケンカから。
これを大きくならないように
未然に防ぐことが大事。
個人の思想がスタートで、
どんどん仲間を増やして大きな
大変なことになる。
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と話されていました。
いろんな方の感想を読んでいて、
こういうことって、小学校でもあるよね。
社会でも色々な場面で見られるよね。
という言葉が出てきました。
小さな社会でのこういった思考
(やられたらやり返す。仲間を増やして力で通す。)
が続くうちは、
戦争ってなくならないのかもしれません。
というか、
個人の意識の現われとして、
戦争が世界で起きているのだと思います。
そう考えると、全く他人事ではないですね。
私も今まで戦争とは無関係に
自分の意識に向き合ってきましたが、
このカエルやネズミのような、
戦争につながる思考を見つけたこともありました。
そして、
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これらは全て「感情」が起こしている。
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ということをお聞きした時、
やはり、平和も個人から始まると確信しました。
大きな戦争も、「感情」が引き起こしている。
一人一人の感情のコントロールが
どれだけ大切なことか。
今までは、職場や家族などの人間関係、
自己否定などのネガティブな感情の
コントロールを扱うことが多く、
戦争のことなんて
ほとんど考えていなかったのですが、
今までやってきたことは、
確実に世界平和に貢献しているんだと思えて
とても嬉しかったです。
IRM感情科学プログラム
認定インストラクター
奥山リエ子
8/19スタート!
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