京都奈良旅行。
初日の鞍馬寺では、正式参拝した後、
三体のご本尊が安置されている
本殿の地下のエネルギーがすごいということで、
先生に案内してもらいました。
(先生は昨年毎月のように来ていたそうでとても詳しいです。)
地下はかなり暗くって、すごく静か。厳かな雰囲気。
他には誰もいません。
信徒の納めた髪の毛が小さな壺に入ってたくさん並んでいます。
(多分、怖い~と思う人もいると思います。)
その壺に囲まれた中を、後についてぐるぐる歩いて・・・・
会えました。
中央に毘沙門天、向かって右に千手観世音、左には護法魔王尊。
これらの三身を一体として「尊天」と呼ぶそうです。
手を合わせていて、
有難いなあ・・・という思いが起こってきました。
こんな人目のつかない暗いところにずっとずーっといて、
それは何のためにかと言ったら、
自分がどうこうとかじゃなくって、
人類の平和や幸福を祈り続けるため。
その仏像だけがということではなくって、
お寺ができた1200年前、もっと前から鞍馬寺に関わって、
維持してくれてきた方・受け継いできてくれた方たちも
含めた全ての象徴として感じられました。
本当にありがたいな。
今まで意識してなかったけど、
おかげさまで私たちは生かされているんだな・・・
という思いがこみ上げてきたのでした。
その話を先生にしたところ、教えてもらったのが
おかげさまは御陰様
「陰」(かげ)は「影」でもある。
太陽神と言われているのが天照大神(アマテラスオオミカミ)ですが、
陰があるから、アマテラス(太陽)に
照らされているということがわかる。
そして、自分という存在がないと影はできない。
陰によって照らされている自分の存在を確認することもできる。
これからは影をみたときに、
どんな時でも太陽の恵みをいただいているんだな。
と思い出し、
どんな時でも天照大御神に照らされているんだな。
(世界のあらゆるものから恩恵を受けているんだな)
と思い出し、
そんな照らされている自分の存在って尊いな。
と感謝できるようになろうと思いました。
そして、
仏像だけいてもダメなんです。
お寺にいる人が、いろいろ(掃除やお勤めや・・)
とやっているから、
その仏像にエネルギーが降りる。
逆に変に関わるとエネルギーは悪くなる。
本当のパワースポットであるためには、
そこにいる「人」が大事なんです。
とのこと。
私たちが気持ち良い気を受け取れるために、
たくさんの人が働いてくれている。
そういうところまで感謝できた
本当に私にとって価値のある旅になりました。
みなさんが今後気持ち良くお参りするための
ご参考になったら嬉しいです(^^)
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
IRM認定インストラクター
奥山リエ子