自分の才能ってなんだろう??
「才能」と辞書で調べると・・・
・物事をうまくなしとげるすぐれた能力。
技術・学問・芸能などについての素質や能力。
・物事を巧みになしうる生まれつきの能力。
才知の働き。
・・・なんてでています。
才能は誰でも必ずあるというけれど・・・
絵が得意、数学が得意、
人と仲良くなるのが得意など、
抜きん出ていて他の人からも
認められていたら、
才能があるってわかりやすい。
でも、そういう心当たりがない・・・
自分の才能と言われて思い当たる節がない。
私ってなんの取り柄もない・・・(T_T)
・・・と、才能や得意の話になると、
過去かなりネガティブに反応していた私です。
今年から
「天職のための才能開発(天才道)」
に力を入れ、
そもそも才能ってなんだ??
と考えたりすることが増えました。
そこから、
自分の「才能」の概念を変えることで
今まで自分の求めていた
「自分の才能を発揮して輝いている!」
という状態に近づける
ということがわかってきました。
「才能」って、
努力しなくても人より上手にできちゃって、
人からも認めてもらえる能力というような
イメージがあったのですが、
(あ、もちろんそういうこともあると思います。)
でも、
「天才(=天職のための才能を発揮する)」
ということを目指すときには、
以下のような考え方が重要だと
天才道で知りました。
それは・・・
「才能は道具である」
つまり、絵の才能だったとしたら、
それを自らの天才を高めるための「道具」として
考えるということ。
道具なので、以下の4つが大事なポイントだそうです。
(1)目的から選ぶ
(2)使い方を学ぶ
(3)上達へのトレーニング
(4)匠は道具を大事にする
まず
(1)目的から選ぶ
例えばチャーハンをつくりたい!【目的】と思ったら、
中華鍋またはフライパン【道具】を選びます。
中華鍋があるからチャーハンだ!
ということも買ったばかりだったら
特にありそうですが、
道具として考えたときには、
こうしたいから【目的】
そのためにこれ【道具】を使う
ということをすると思います。
それと同じように
「10年後にこうなりたい!」
という【目的】をまず最初に決めるんです。
「そのために自分が持っている
能力(才能)の中で、
何を使ったらいいのか?」と
【道具】を選んでいきます。
そうすることで、
自分の中から「才能」を
引き出せるようになるんです(^^)
といっても才能という
【道具】がわからないんだけど??
という方もいると思うので、
一つの参考に、
私の例を書きたいと思います。
私は
「IRMのインストラクターになりたい!」
という目的がありました。
(約4年前にインストラクターになれました(^^))
じゃあ、そのためには自分の
どんな才能を使ったらいいのか?
と考えるわけです。
が、そう言われても、
才能なんて全然わからない状態。
しかも、インストラクターに
なるために必要な能力は、
・文章で伝える能力
・セミナーで人前で話す能力
・カウンセリングの能力
・感情学修の能力
・コミュニケーション能力
などなど、これ以外にもいっぱいあります。
私が、こういう能力があったから
インストラクターを目指そうと
思ったかというと
全然そうではなくって、むしろ真逆で、
苦手とするものばっかりでした。
ただ、
「インストラクターになりたい」
それだけでした。
文章を書くのは苦手だったし、
人前で話すと声が震えるし、
カウンセリングどころか
人と話していて何を話したいのか
わからなくなってしまう。
人の目を見て話すのにも
抵抗がありました。
感情学修も周りの上手な人をみて
がんばろう!という感じだったし、
小さい頃から人間関係が
しっくりこなくって
IRMをはじめたという経緯がありました。
こう書いてみると重症です・・・
でも、私は、
小説を書くのではなくって
IRMを伝えるための文章を書く必要がありました。
ビジネスセミナーをするのではなくって、
IRMのセミナーで人前で話しIRMを伝える必要があったし、
精神科でカウンセリングするのではなくって
IRMのカウンセリングをする必要があったのです。
そのためにはまず、
「IRMを理解できる才能」
が必要になるんですよね。
IRMの考え方って、
まず万人がいいなと
思ったりするわけではなくって
生まれ持った感性が関係あります。
本当に深く理解できるようになるのは
結構大変です。
(私も完璧ではありません)
天才道が始まって、
才能について考えたことで
気づかせてもらったこと。
私の【目的】を達成するために
選んだ【道具】は
「IRMを理解できる」
という才能だったという視点。
私の中で熱いものが込み上げました。
この才能を使って
インストラクターを目指したことにより、
まず、IRMの理解という才能が
格段に深まりました。
そして、文章、人前で話す、
カウンセリング、感情学修、
コミュニケーション・・・
これらの能力も
どんどん引き出されてきました。
とっても大事なことは、
目的をもってやらなかったら、
どうしてもインストラクターに
なりたいと思わなかったら
これらの才能や能力を
使えるようには絶対にならなかった。
ということです。
もし、自分の才能がわからない!
という方がいたとしても、
わからないままでも大丈夫です。
まずは、何かやりたいこと、
目的を見つけましょう(^^)
目的に向かう中で
才能に気づくことができるはずです。
前回の記事でもシェアしましたが、
「才能とは?」で検索したところ、
こんな名言を見つけました。
==============
才能とは、
情熱を持続させる能力のこと。
宮崎駿
ものすごく特別な、
巨大な才能を例外にすれば、
何かに目標を定めて、
ずっと努力し続けられる力こそが
才能の中核ではないでしょうか。
村上春樹
才能とは、
継続できる情熱である。
羽生善治
===============
すごく感動しました。
今私は、自分の仕事を
天職だと思っています。
紹介した言葉は、
哲学的な才能に対する考えですが、
この言葉からしても、
自分がやり続けられること。
本当にやりたいこと、
好きなことといった情熱を見つけることが
才能を発揮するために
一番大事なことなんだと思い至りました(^^)
「こうなりたい!」という
「目的」がわからない・・・
という方も多いと思います。
天才道オリジナルワークを使った
「天才カフェ」で自分をみつめ、
応援しあえる仲間とつながっていきませんか?
奥山主催の、
気軽に参加していただけるお茶会です(^^)
>>ご案内はこちら
(※2021年現在は実施していません)
才能は道具である!の、続き
(2)使い方を学ぶ
(3)上達へのトレーニング
(4)匠は道具を大事にする
関しては、天才道サイトをご覧ください(^^) こちら
今日は、IRM1DAYスクールです。
今日私がお話しするのは
「才能と能力の違い」について。
ブログでも今度書きますね。
今回は参加者に合わせた内容を
と、先生が考えた結果
ワークショップの時間が
たくさんあります(^^)
スクールの内容もシェアしますので、
お楽しみに!
そしてぜひ来月は実際に一緒に
参加しましょう〜
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
IRM認定インストラクター
奥山リエ子