こんにちは。奥山リエ子です。
先週末22日(日)はIRMベーシック講座でした^^
今月の講師は私と同じ認定インストラクターの平野香緒里さん。
「体験の本質を読み解く」というテーマでお話ししてくれたのですが、
特に平野さんの体験から実感した話が深くてとても心に響きました。
心に響くのは相手の感情(実感)が伝わってきたときですね。
いつもIRMのセミナーで凄いなあと思うのは、
知識を伝えるにしても、ほんとうに自分が実感していることだから
説得力が違うということ。
本を読んだりしてこういった真理の知識をたくさん持っている人は
いっぱいいると思います。
それを伝えるセミナーだってできると思います。
でも、なんでその知識をもつのか?って、
自分がそれを使って幸せになるためだと思うのです。
だから、その知識をどうやって使ってどうなったのか?
その人の実感レベルって凄く大事だと思ってます。
「体験の本質を読み解く」
今日はこのことについて、
そして、これに取り組む意識について書きたいと思います。
IRMは、
Idea Reading Method(イデア・リーディング・メソッド)
※Idea=万物の本質・真理・法則
~体験の本質を読み解く方法~
という意味です。
体験の本質を読み解く!
この言葉にワクワクしませんか?
私だけでしょうか(笑)
体験の本質を読み解くというのは、
「なぜ自分がこの体験をしているのか?」
「なぜ自分は過去こういう体験をしてきたのか?」
その本当の意味が分かるということです。
例えば、
・なぜいじめられる体験をしたのか。
・なぜ恋人ができないのか。
・何でこんなに人見知りが激しいのか。
知りたいと思いませんか?
そして、
・どうしてこの家族の元に生まれたのか。
・何のために自分は生まれてきたのか?
そんなことまで読み解いていけるんです。
どうやって?
というのが、「自己観察」によってです。
IRMの自己観察には、「型」があって、
伝統芸能や、◯◯道と言われるように
誰でもこの「型」通りにやればできるようになっています。
とはいえ、簡単ではありません。(残念ながら・・・)
これは、一昨日のベーシック講座で幸田先生がお話されていたことで
なるほど~と思ったのですが、
自己観察というのは、一番最初に感情を特定することからはじまります。
そのあと、その感情の出る理由を考えたり価値観を考えたりしていくのですが、
とにかく、
今まで感情を言語化することなんてやってこなかった、
感情の出る理由なんて考えてこなかったから、
やったことのないことに対して
人は「難しい」と思ってしまうということ。
そして、「難しい」が「面倒くさい」に繋がるということでした。
私も、今でこそ自己観察は好きで楽しんでやっていますが、
始めた頃、スイスイ進まないときには、
分かんない→やる気になんない
ということが起こっていて、
先生から「面倒がっている」と言われ続けてました。
(自分では面倒がっている自覚は全然なかったのですが・・・
今では確かに面倒だったことがよくわかります。)
プログラム受講生の方の中でも、
難しいから考えるのをやめちゃう。
わからないからできない、しょうがない。
そういう方がいらっしゃいます。
凄ーく気持ちは分かります。
でもそこでやめちゃったら本当にもったいないんです。
私はそれでもやっぱり自己観察の効果は実感していたし、
こうなりたい!という希望もあったので、
いろいろな摩擦がありながらもコツコツやり続けていったところ、
できるようになっていって、結果楽しくなったんです。
難しい=面倒くさい
ではなくて、
難しい=面白い!
という価値観になると
続くし、どんどん上達していくということをお話しされていました。
これって、自己観察に限らずに、何でも当てはまりますよね。
人生を楽しむ大事なコツだと思いました^^
そして面倒くさいということでは、私は本当に面倒くさがりな人だったので、
自己観察もしたことがあります。
大変だな、エネルギーがいるな、
と思うときに面倒くさいと思うのですが、
これって、面倒くさいではなくて、
自分に手間ひまかける
というとらえ方もできるということ。
そう思えるようになって、
エネルギーを使うことに対しての価値が全然変わりました。
自己観察って、自分に手間ひまかけるということ。
難しい問題だとしたらなおさらです。
それはつまり、それだけ
「自分を大切に思っているよ。」
という意識を与えていることになります。
自己肯定感が低いことで悩んでいる方は、
自分の価値が低いという意識を抱えていて、
そういう意識を与えていると、
他人からも馬鹿にされているとか
どうでもいいと思われているとか
そういうエネルギーが還ってきます。
それは、大切にされていると真逆ですよね。
面倒くさいという意識は
自分や自分の人生にエネルギーを使わない・大切にしないということ
じゃないかと気づきました。
私は自分の体験から、面倒くさがることは、
自分の価値が低いこと・人から価値を認めてもらえないと思うことと
繋がっているんだと実感したんです。
※人に対して面倒くさがるのも、自分にしているのと結局は一緒です。
「自分を愛しましょう」とかよくいわれますが、
じゃあ具体的にどうしたらいいの?って以前私は思ってました。
一番大事なことは、
自分に手間ひまかけてあげること。
難しいからやらないのではなくて、
難しくても大切な自分のためにエネルギーを使って丁寧に向き合うこと。
自己観察は、自分の本当の気持ちに向きあい、共感する、
自分を愛するための一番の方法だと思うんです。
だから、自己観察で本質に繋がったとき、
愛・感謝といったエネルギーに満たされるのだと思います。
面倒だな・・・という意識が出たら、ちょっと振り返ってみてください。
自分や自分の人生に手間ひまかけること=自分や自分の人生を大事にすること
今日もみなさまにとって最高の一日でありますように。
IRM認定インストラクター
奥山リエ子