奥山リエ子です^^
今日も寒いです・・・この時期は1年で一番寒いですね。
私が生まれたのは北海道で、
この一番寒~い時期に生まれました^^
昨日がお誕生日でした☆
しばらく冬の北海道は行っていないので
今寒い寒いと思っても、きっと北国では想像を超える寒さなんだろうなあと・・・
北海道に住む親戚に思いを馳せました。
みなさんはこの寒さに何を感じていらっしゃるのでしょうか。

さて、先週少し漢方のことなんかにも触れたのですが、
8日(日)のIRMアカデミーでお話しした内容を中心に
今回はもっと東洋医学について書きます^^
心と体が繋がっているということは
最近とってもよく聞くようになりました。
私も15年前に薬剤師になってから
ずーっとフォーカスしてきた部分です。
今日は東洋医学を通じて、IRMでもとても重要視している
「感情」
について。
いつもとは違った視点で考えていただけたらと思います。
東洋医学では、私達が生きる為に必要なエネルギーのことを
「気」という概念で説明しています。
元気、やる気、気分・・・の「気」です。
これはきっと皆さんご存知だと思います。
そして東洋医学では、病気の原因として、
外因(体の外から)と
内因(体の中から)と
大きく2つに分けているのですが、
内因は7つの感情(七情)だとしています。
感情を7つ(怒・喜・思・悲・憂・恐・驚)
に分けているのですが、
健康な状態であれば、感情があることでバランスをとっているけど
突然激しい感情に襲われたり、同じ感情が長く続いた場合には、
気の働きが阻害され、
その結果、身体に影響が出る
というしくみです。
これは、私の大好きなところなのですが
具体的にどういうことかというと、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「怒」れば気は「上がる」。
(かっとなって逆上する)
■「喜」べば気は「緩む」。
(うれしくて気が緩む)
■「思」わば気は「固まる」。
(思い悩んで気がふさぐ)
■「悲」しめば気は「消える」。
(悲しくて生きる気力もなくなった)
■「憂」えば気は「縮む」。
(気を揉む)
■「恐」れれば気は「下がる」。
(恐ろしくて腰が抜ける)
■「驚」けば気は「乱れる」。
(驚いて気が動転する)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなふうに、感情が気の働きに影響しているんですね^^
凄く面白くないですか!?
例えば、怒りで気が上がることは
頭痛・耳鳴り・高血圧・目の充血などの症状を引き起こし
思い悩んで気が固まると
胃の膨満感や食欲減退などの症状を引き起こしたりします。
喜んで気が緩むというのも、いいことのようですが、
これが程度を超えると、気が散って集中力がないとか
狂乱状態になるとか
何事も程度が大事だということを言っています^^
というわけで、
生命を維持・身体を円滑に動かすためのエネルギーである
「気」に密接に関係する「感情」を考えていくことは
健康に直結しているんですね。
ここで大きい感情だとわかりやすいけど、
同じ感情が長く続くときを考えてみます。
これって、常に気に影響を及ぼしているということですが、
「気づいていない」ことがすごく多いんです。
例えば、不安・焦り・不満・葛藤・自己嫌悪・孤独・・・
これは、漢方薬局時代からIRMのインストラクターをしている今まで
いろんな方と接してきていて実感しています。
だから、体のバランスが崩れて教えてくれる。
ということでもあるわけで、有り難いシステムになってます^^
で、「気づいていない」こと
いろんな方を接してきて実感しているのですが、
自分のこととしても凄く実感しています。
前回私も胃腸が弱い体質改善をしようと
漢方を飲んでいたと言うことを書きましたが
もともと胃腸が強いわけではなかったと思うのですが
薬剤師の国家試験前に胃の調子を悪くして
胃カメラをして薬を飲んだり
よくならないので漢方をしばらく飲んだり、
それでも改善しないのでエネルギーからのアプローチと思い
ホメオパシーをとったり気功に行ったりヒーリングしてもらったり。
いろいろな治療法に興味があったということもあり、
いろいろとやってみましたが、
その時はよくてもすぐ元通りを繰り返してました。
で、知識はたくさんもっていたにもかかわらず、
患者さんには使っていても、
自分のことには使えていなくて
自分がかなりの心配性だと気づいたのが、
なんとIRMを始めてからでした。
だから、調子が凄く悪くなってから10年くらいかかってはじめて
今までの知識を自分にこうやって使うんだとわかったんですね。
自分を知るということって、本当に大事なんだとこのとき痛感しました。
私の場合は、ここでいうと、思い悩む(心配する)を、
小さいころからすっとずっと
「無意識」にやってパターン化していたのです。
パターン化(=習慣化)していると、
自分にとっては当たり前になっているので、
気づけないと言うことが起こるんです。
だから、まずは自分が日常感じている感情に気づくこと。
これが最初に大事なことなんです。
同じ感情が長く続くというのは、
パターン化しているということで、
例えば自己嫌悪だったら自己嫌悪の感情をだすような
パターンがあるということです。
自己嫌悪になりやすい人っていますよね。
その場合、「出来事」に対して、
自己嫌悪(という感情)になるような受けとり方をする
「フィルター」を持っているということです。
このフィルターのことを「価値観」といいます。
出来事 → フィルター → 感情
(価値観)
私は、
生まれてから育つ過程で身につけてきたきた「価値観」から
(両親共にかなりの心配性なんです)
⇒心配しすぎる「パターン」が作られ
⇒不安・心配という感情(思い悩む)を日常的に出し続け
⇒胃の部分で気を固めて
⇒胃の膨満感・食欲不振・胃もたれなど・・
これが、私は何年何十年と慢性化していました。
毎日何回も気づかずコツコツコツコツ出していたんです(汗)
IRMを始めて、
不安・恐怖を含めたネガティブな感情が出るたびに
自己観察して自分と向き合い、
そのパターンの原因の価値観を観ていって、
自分が安心を感じられるような価値観に変えていったことで
胃の不調は気づいたら全くなくなっていました。
一時は生まれつき胃腸が弱い体質だからしょうがないのかな?とか
あきらめ気味のこともあったのですが、
心の体質改善で体の体質改善にもなっていた。
こんな頑固な不調も変えていけるということが実感できて
すごく感動でした。
本当に人って変われるんです。
変わりたいのに変われないとか
がんばっているのに変わらないとか
もしあったとしたら、
変わりかたを本当には理解していないからだと思います。
今日伝えたい
望んでいる自分になるために大事なことは
「価値観を観ること」
そしてそのために
「感情に気づくこと」
具体的に私の実際にとってどういうことなんだろう?
という方は、ぜひ個人セッションで。
じっくりお話を伺います^^
最後までお読みいただきましてありがとうございました^^
IRM認定インストラクター
奥山リエ子
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問題の本質を明らかにし、
問題の本質を明らかにし、
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