感情が出せなかったことでのギフト | 感情は魂からのメッセージ

感情は魂からのメッセージ

感情のコントロールとなりたい自分への最短メソッド【IRM感情科学プログラム】

おはようございます♪
 
奥山リエ子です。
 
 
 
感情を出すことができない自分が嫌。
 
 
 
5年前、私はそういう気持ちを
持ちながらIRMを始めました。
 
 
 
嬉しいこと、楽しいこと、
悲しいこと、、、人目を気にせず、
自分が感じた通りに表現できる人が
とてもうらやましかったです。
 
 
 
IRMの自己観察の入り口は、
感情をじっくり感じるところから
スタートします。
 
私は自己観察で、
自分が感情を抑圧してきたことに対しても
何度も何度も向き合ってきました。
 
 
 
今日は、
感情を抑圧していた私の背景と、
その体験の意味について
気づいていることを書きたいと
思います。
 
 
 
 
 
 
父は感情をほとんど出さない人でした。
 
 
 
母は感情的な人でした。
 
 
 
母は感情にいつも振り回され、
慌てたり、怒ったり、
すねたりしていました。
 
泣いたりもよくしていたと思います。
 
 
 
家族以外の前では、
感情をあからさまに表現しないように
しているように思いましたが、
それでも表情にすぐ現れていました。
 
小さなことに感動できる
感性も持っていました。
 
 
 
小さい頃の記憶が
ほとんどない私ですが、
最初の記憶は2才のとき。
 
母がものすごく慌てていたこと、
慌てるというどころではなく
パニックで叫んでいる感じで
ただならない出来事が
起こったことがわかった感覚が
のこっています。
 
視覚としては、
アイロンの三角の焦げ目が
畳についていました。
 
 
 
他にも、小さい頃天ぷらの油が
何度か炎上したり、
母はかなりおっちょこちょいなので、
いろんなことが起こって、
その度に母は大騒ぎでした。
 
 
 
子どもの私はその動揺の仕方が
とても怖かったことを、
 
自分に向き合うようになって
思いだしました。
 
 
 
だから、親はいつでも
落ち着いていなければならない
冷静でなければならない
と強く思い、
そのような価値観を持ったのです。
 
 
 
以前、
自己観察のきっかけとなった
出来事がありました。
 
 
 
母が家にきているときに
私は包丁で手を切ってしまったのですが、
 
それを見た母の態度・・・
動揺して声を上げたりする態度に
ひどく怒りを感じ、
ものすごい喧嘩になったことがありました。
 
 
 
この怒りも、
その価値観が原因だったと思います。
 
 
 
この出来事で、
小さい頃から母が大騒ぎして
動揺しすぎるから、
自分がびっくりしても怖くても、
それを現せなかったんだと
ようやく気づきました。
 
 
 
自分は落ち着いていないと
いけないと感じでいたんです。
 
 
 
だって私まで取り乱したら、
収拾がつかなくなる・・・
 
幼い弟妹だっているのに。
 
 
 
私は4人兄弟の一番上でした。
 
 
 
忘れていたというよりも、
当時も自分で自覚できていなかった
思いでしたが、
この時はっきりと
気づくことができました。
 
この、弟妹のことを考えていた
私の気持ちを理解しようとせず、
いつまでも冷静さを持たない
母に対して怒っていたのです。
 
 
 
包丁の出来事のときは、
まだ小さい私の娘がいたから、
娘に心配させたくありませんでした。
 
 
 
 
こういう体験をしてきて、
感情に振り回されてはいけない。
いつだって理性的でなければならない。
 
 
出さないようにしていたら、
出せなくなってしまいました。
 
 
マイナスの感情だけでなく、
プラスの感情も表現できなくなりました。
 
 
 
家族の中でも出せなくなりました。
 
 
 
そして、出すのが怖くなりました。
 
 
 
話していて感情が少し絡むと
声が震え、詰まり、
涙が出るようになりました。
 
 
 
1対1で普通の会話をしていても
そうだったし、
大勢の前でなんてことになったら
ひどかったです。
 
 
 
そんながんじがらめの状態で
私はIRMを始めました。
 
 
 
そこでこれまでにない考え方を
教えてもらい、視野が広がったことで
見えてきたことがありました。
 
 
 
母が感情的だったから、
自分はそうしちゃいけないと
思い込んで決めたのは「自分」です。
 
 
 
そうしなくても
よかったのだろうけど、
慌てふためく母を見て
びっくりして恐怖だったから、
 
そういう感情は味わいたくない、
兄弟にも味あわせたくないと
思ってのことでした。
 
 
 
感情を出せない自分が嫌でしたが、
 
そのきっかけとなった
原因の自分の思いに気づけた時に
それはしょうがなかったし、
その時の私には最善だったんだ
と、自分のことを肯定できました。
 
 
 
そして、
小さい頃はそう決めたけど、
今はもうそうじゃなくてもいいなと
自然に手放すことができたんです。
 
 
 
 
小さい頃からの
こういった体験によって、
 
感情的なのが嫌で、
理性的でなければならないと
思い込んできたのですが
 
そもそも、私は
感情的が何かわかっていなかった
ことにも気づきました。
 
 
 
感情的とは・・・
 
 
感情に振り回されることではなく
プラスの感情もマイナスの感情も
楽しむこと。
 
人間は感情で生きています。
 
幸・不幸を決めるのは感情。
 
 
 
私はずーっと感情を
押し殺してきたからこそ、
 
IRMを実践して感情に向き合うことの
大切さが実感できたし、
 
感情を楽しむということの
価値がとてもとてもよくわかりました。
 
 
 
それを小さい頃からの
自分の体験を通して実感できたことも、
ものすごく価値があること
だったと思います。
 
 
 
母に対しても、
母の感情は自由だし、
その感情を表現することも自由。
 
それに、感情を表現できなくて
苦しんでいた私にとって、
理想の状態であったとも
いえたということ。
 
 
全肯定、
そして感謝することができました。
 
 
 
今では人前で話すことも、
楽しんでできる自分に
本当に驚いています。



感情を出せなかった自分に
ありがとうの気持ちです。
 
 
 

こんな自分は嫌だと切り捨てて
うまくいくならいいのですが、

嫌な自分・嫌な体験も
自分の本質(魂)が
望んで起こしていること。
 
 

その本当の望みに気づくことが、
本質から輝く自分になるために
何より大切なことだと思っています。
 


時間はかかるかもしれません。
 
でも自分で向き合わないと、

ああ、本当にそうだったんだ・・・
こういうことだったんだ・・・
 
という感動と実感が得られない。
 
 

感情をともなった実感があって始めて
人は変わることができる。
 
 

行動を起こすのは、
 
「感情」だからです。



あなたの体験の本質を読み解く
サポートをします(^^)
 
 
 
最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。
 
 
 
今日も素晴らしい一日を♪
 
 
 
奥山リエ子
 
 
 
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