不況になると口紅が売れる -30ページ目

不況になると口紅が売れる

~遊びゴコロで、世界を救おう!~

「あなたがメジャーリーグ入りする際の記者会見で語る英語スピーチ」を

自動的に作成する診断メーカー を、誰か作成してほしい(笑)。



My Name is Masahiro Tanaka. Please call me "Mar-kun"!! 


…ってな、感じで。

(やっぱ、これを繰り返すんだろうな~)



ポスティング費用は、もしかして100億円ということです。

西武ドームのドーム化したときの費用がこのくらいらしいので、

日本製紙のネーミングライツの契約切れとともに、

「宮城マー君スタジアム」になってもおかしくないですね。


ちなみにわが国の輸出産品だと、

木材の年間輸出総額93億円

日本酒の年間輸出総額90億円

干しナマコの年間輸出総額106億円

サバの年間輸出総額92億円


…なので、マー君輸出は「サバ」や「日本酒」よりも上位にランキングされる。

「干しナマコ」には、やや負けるけどね。



マー君超えしてるのは、「保科麻子」?

My Name is Mako Hoshina. Please call me "Namako"!! 




▼マー君超えをしている「干しナマコ」


不況になると口紅が売れる



JTBモチベーションズ から、「褒めるアメ」が登場した。


「MOTIVATE!GOLD(モチベート!ゴールド)」という名前で、同社が開発したやる気支援グッズの第3弾という。


とはいえ、仕組みは簡単で、「いいですね!」「かわいいですね!」「頼りにしてます!」「尊敬しています!」「ついていきます!」など、ちょっとした褒め言葉が包み紙に記載されているというキャンディである。


BtoB商品で「お菓子」というと、職場の置き菓子「オフィスグリコ」 を思い浮かべる方もいるだろう。

実は職場では、出張のお土産をはじめとして、お菓子のやりとりが潤滑油になっていることもある。

オフィスグリコも、当初はOLさん御用達と思われていたところ、意外と管理職や男性社員が、残業している同僚に振舞うといったコミュニケーションツールとして購入するケースが多いということがわかった。


これを「キャンディ・コミュニケーション」と勝手に命名したが、むろん他の商品でも十分応用できる。

例えば、筆者の講義の中で学生から出たアイデアのひとつ「ポッキリ缶コーヒー」。

缶コーヒーを買うと、1本の缶が真ん中から二つに分けることができて、同僚とシェアできるというもの。

缶コーヒーは、「他者との時間の共有」を目的に飲まれることも多い。

飲食物というコミュニケーションツールを、仕事の場に持ち込む方法は有力だ。


「隣席の同僚とメールで語る」とか、ギスギスした職場環境が問題視されてきて久しい。

むろん、朝礼や飲み会などで一時的に"親睦"をはかっても効果が薄い。

もはや「職場で犬を飼う」など、人と人との間に立つインターパーソナルな存在が必要である。

それをお菓子でやってしまうのも、ひとつの手法だろう。

ただし、ちょっとしたユーモアがここには欲しい。

「逃げちゃダメだ」とか、そういうメッセージも大事かも知れないな。

「だが、断る」(笑)、もいいな。

それと「オレは"頼りにしてます"キャンディをすでに10個もらった」みたいな話になると…(これを「ゲーミフィケーション」と呼ぶ人もいるが)、ちょっと違う気もする。



「味は、マンゴー・メロンの2種類。金色の包み紙で高級感を演出。価格は約270粒入り、8000円」とのこと。

詳しくは↓

http://www.jtbm.co.jp/service/motivation/candy/



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これからの広告は、

顧客に情報を提供するというレベルを超えて、

顧客の体験の中に入り込む形を志向すべきである。

つまり、生活者の行為がそのまま他者に対する広告になる、というもの。

たぶん、身体でブランドを表現させるという形が最も効果的だ。


そういう意味では、体操やダンスをすることで、

ブランドを想起させるような形ができるといい。


「Fit'sダンスコンテスト」はその典型ともいえるけど、

あの踊りとガム自体はなんら関係がなかった。


例えば、西城秀樹のYMCAみたいな動きをする体操…

仮にヤマダ電機さんでやるとしましょうか。

オリジナル音楽にあわせて、腕で「YAMADA」の動きをする、

みたいな感じになる。

CMもやれるし、店員も開店時と3時には必ず踊るとか…。

そういやダンスが、体育の必修になったんだそうな。


ロゴマークの形になるヨガもいいかも。

ナイキのスウッシュのポーズとか、プーマのポーズとか。

花王のマークも、かなりのストレッチになりそうだ。


ローソンが「からあげクン音頭」をつくったけど、

できれば各地の盆踊りのスポンサーとなってもらい、

踊った人には全員からあげクンをプレゼントするとか、

そういうのもやってほしい。


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しかしでも一方であー、

流行らなかったな、ALSOK体操!!

けっこう、あの無理やり感は、好きだったんだけど。



不況になると口紅が売れる

自分の興味のある情報だけに触れていたい、という人が増えているような気がする。

これだけ情報が溢れかえっているんだから、取捨選択は致し方ないとしても、

新聞とらない、テレビ見ない…に加えて、限られたサイトのみへのアクセス、

と来るもんだから、なにせ知識関心が拡がらない。


今の関心事から世界を拡げていくための仕組みとして、

「この情報は、あなたとこういう面と関わりがあるんじゃないですか?」

という案内をしてくれる機能が欲しいと思っている。


学術論文に記載されているキーワードのようなものを事前登録するか、

あるいは過去のサイト閲覧履歴、ブラウザの「お気に入りバー」等々から、

「あなたに興味ありそうな記事」を自動的に抽出するのは

まったくもって簡単な話であろう。


ただ、一番理想的なのは、朝、新聞を開くと、記事に付箋が貼ってあって、

この記事は「あなたとこういう面で関わりがあるはず」というコメントが入っている、

という形だ。


仮に「ブラジルで異常気象が続く」という記事があったとする。

これに対して、

①「近いうちに南米への旅行をしたいと思ってる人」

②「ブラジルに100%子会社を持つ味の素の社員」

③「キーコーヒーの株式を保有している人」

であれば、関わりがある記事と判断されよう。

ただし関わり方は個人によって異なるので、

→①「着替えの衣類を見直したらどうですか?」

→②「サトウキビの生産量をチェックすべきでは?」

→③「株価下落の可能性も?」

といったコメントが入っているというわけだ。


かつて部署内で、新聞切り抜きにコメント入れたものを回覧する、

といった古き良き習慣があったが、まあその個人版である。


一般情報の「自分コト」化機能は、

報道機関からすれば「記事の用途についての提案」でもある。

自社の提供する商品が、顧客にとってこのような価値がある、

と提案するのは、企業として当然の話でもある。

まあ、それができないから「マス」メディアなんだけど。


…ここまでやれば新聞というメディアは蘇ると思うが、

なにせ一軒一軒配る新聞に付箋を貼るわけにもいかないので、

何かうまい仕組みを考えてほしい。

日本マーケティング協会・第20期マーケティングマスターコースにて講義してきました。


今日の話は「方法としての日本文化」という、そりゃまあ、とてつもないテーマでの講義です(笑)。


マーケティングはいつまでも英語の翻訳でいいわけではなく、むしろ日本語の概念からマーケティングを組み立て直してみる必要があると思っています。


そこで“日本文化の作法”のひとつである「間(あはひ、あひだ)」という概念から、現代のマーケティングを捉え直そうというのが、本日の狙いです。



「場」と「間」は表裏一体。「間」は場的全体性に重層かつ浸透する曖昧な領域であり、その属性ゆえに新たな「場」を生成する余地=ポテンシャルを常に内包する(三倉克也)

…という説明があります。

つまり「間」とは、創造的な可能性を秘めた媒介空間のことを示します。


マーケティングにおける「間」とはなにか、ということについて、

「冗談PR 」
「ゆるロゴ」
「引き算」ビジネス」

「育て関与」
「ひと手間商品」
「体験型観光」

…といった事例を示しながら説明させていただきました。

これらは「不完全」であるからこそ、顧客による補完・育成・参入が可能で、そこに価値が生じているわけですね。


つまり、企業がボケることで、顧客による「ツッコミュニケーション」が発生します(下図)。

言いかえると不完全、未熟、中途半端…な製品や情報を提供することでもあり、それは大変な勇気が要りますが、逆にそれだからこそ、顧客にとって参入の余地が生じるわけです。

どうもこうした「間」のとり方が、いま、あちこちで問われているようですね。


しかし一方、日本人が忘れた間として、「寸止め」「暗闇」「寛容」などもあります。

こういうところが、現代マーケティングの欠陥なのかもしれません。


マーケティングというとビジネスだし、商業だし、と思っている方も多いでしょう。

しかし、マーケティングは文化の方法論でもあります。

たまには、こういう議論もいいかもしれませんね。



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