佐村河内氏のプランナーとしての復活を望む | 不況になると口紅が売れる

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ゴーストライター話で音楽界を追放されたような形となっている佐村河内氏だが、仮に彼の「指示書」が本当に彼の手によるものであれば、こうした企画力そのものを生かすような形で復活させてあげるべきではないかと思うのだが…どうなんでしょうね?

クラシック音楽のことはよくわからないが、テレビ画面に出てきたあの指示書を最初見たとき、その密度や迫力、フォーマットの完成度…どれをとってみても「凄いじゃん」と感じたのは私だけではあるまい。

広告制作においては、制作物の内容を規定する企画書が、制作物そのものよりも余程重要だということが多い。
むろんプランナーは「黒子」であるが、制作物の中身が、自ら組み立てた企画内容で成立しているという矜持はあるはずなのだ。
決して表舞台に立つことはない「企画書」だが、この企画書を作成できるノウハウってものが、もう少しまともに評価されてもいいはずである。


新垣さんが「復帰」して、テレビとかで結構もてはやされているのだけれど、やはりタレント性においては、佐村河内氏のほうが一枚も二枚も上。
「作曲が出来る」「ピアノが弾ける」のは大したことだとは思うが、そんなことよりも「頭の中に出てきた妄想を表現テーマにし、それを他者に伝えられるような形にする」才能のほうがよっぽど凄いはずなのだ。

例えばあの指示書をもとに、複数の作曲家に交響曲をつくってもらって聞き比べるコンサートとか…、結構面白いと思うのだが。