ペット家電が日本を救う | 不況になると口紅が売れる

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 「ルンバ」の売れ行きが好調という。

 最初は利便性で購入した人も、その健気な姿にだんだん愛着がわいてきて、「るんちゃん」と愛称をつけたり、「お嫁さん(2台め)を購入」したりと、その利用パターンはペット的だという話が、今朝の日経流通新聞に載っていた。


 ルンバは、軍事用ロボットを製造する米国iRobot社製であり、日本製ではない。

 しかし、機械やロボットの擬人化については、もともと日本のお家芸である。

 この際、日本の家電メーカーは、ペット家電を本格的に開発しはじめるべきだと思うのだ。


 例えば、洗濯機。

 洗濯中に傍に座っていると、物語を語ってくれるとか。

 振動や騒音をドラム音として逆用して、音楽を演奏してくれる洗濯機というのもいい。

 洗濯の時間が、コンサートの時間になる。


 マッサージ機。

 これはもう、エロティックなつくりにすべきだな。

 男性用と女性用、設定を変えられる。絶対、売れますよ!!

 その後の展開は…ふふふ、あなたの予想通りですって。

 炬燵やベッドなんかも、この方向でどうでしょう?


 掃除機だって、別の形もある。

 むしろ大型にして、子供が乗れるようなマシンにしてしまえばいい。

 トランスフォーマータイプとか、格好いいと思うけど。

 座席に乗って「マジーンGO!!」と声をかけると動く掃除機ですね。

 

 動いてほしいのは、エアコンや空気清浄機。

 ルンバ的な地を這うのもありだが、空を飛べるといいかも。

 文鳥型にして、たまに手乗りになってくれるとか、ね。

 水をあげると、除湿効果があがったりする。


 トースターとコーヒーメーカーを一体化させて、「朝食用ロボット」。

 冷蔵庫は、「料理コンシェルジュ・ロボット」に。

 ワインクーラーなんかが、「カクテルをつくってくれるロボット」になると素敵だな。

 テレビも次第に人格が芽生えてきて、ご主人様の性格を予想した録画をしてくれるとか…。


 …こんな家電に囲まれた生活をしてみたいですねぇ。