山手線の「外回り」って | 不況になると口紅が売れる

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 今朝、山手線の外回りが事故で止まっているというアナウンスが流れた。


 ふーん、そいつぁ、まずいぜ。

 でも「外回り」って、どっちだっけ????

 一瞬、わからなくなった。


 どうせなら、「右回り」と言ってほしい。

 JRを使う人は、今や日本人だけではない。

 「そんなん、常識だろ」では通用しなくなっているのだ。


 世の中には、こういう「自分たちだけがわかる言葉」「業界で慣習的に使っている言葉」を、平然と客にも押しつけてくる輩がいる。

 広告代理店や、歯医者、電気通信事業者などである。

 パソコン周辺機器メーカーのお客様相談室も、それに近いな。

 これはいかん。

 特にサービス業は、お客様の日常言葉に変換して語りかけるべきだ。

 言葉に無配慮な会社は、サービスに対しても無配慮だということを、顧客は本能的に気づいている。


 そういや、かつてJRには「繁忙期」という言い方もあった。

 その時代に比べれば、まだマシなのだろうけど。