アウトソーシング、ではなく、アウトローソーシング。
「社外の、無法者の知恵を活用したイノベーション」とでも定義しよう。
「クラウドソーシング」の弱点は、素人が寄ってたかって「みんなで決めたこと」など、所詮大したアイデアになりはしない、という自明の事実である。
ミクシーで消費者参加でコラボレーションでWeb2.0で、「カルピス」の新商品開発やったら、そこで生まれたアイデアが「ミックスフルーツ」だっていうんだけど、それってなにか面白いか?
いまは物珍しいから、企業はそういうところに実験的に取り組むんだろうけど、そのうち化けの皮が剥がれてくるのは確実だと思う。
消費者参加のイノベーションを志向するのであるなら「クラウド(群集)」ではなく、むしろ「アウトロー(無法者)」の知恵が欲しいはずだ。
クラウドだったら、結局これまでのアンケート調査の範囲でやれるわけだし。
むしろたったひとりでも、変なこと、妙なこと、規格外のことを考えている素人。そういう人のアイデアを、多数決によらない方法で吸い上げる仕組み、が求められるであろう。
「ネット民主主義」の考え方を見直すのが、その前提となるが。