エクササイドワーク | 不況になると口紅が売れる

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 「エクササイズ+サイドワーク」


 諸物価値上がりで、生活が苦しくなると同時に、メタボ対策で、デブは差別される世の中になってきている。

 そこで、エクササイズになりつつ、サイドワークにもつながる方法があれば、願ったりかなったりの時代であろう。


 例えば、佐川急便だが、「トランスポーツ」という企業スローガン通り、あの仕事はどう見てもエクササイズになると思う。だって、車に乗ってるよりも、荷物持って走っている時間のほうが長いのだから。

 土日にフィットネスクラブに行く位だったら、佐川のバイトをして痩せよう、といった仕組みがあるとよいかもしれない。


 近所を、単にランニングやウォーキングするだけではもはや能がない。新聞配達やポスティング、ビラ配りしながら走ったり、歩いたりすれば一石二鳥である。

 また、自転車のロードだって、自転車便と兼ねれば実利も伴うはずである。

 だいたいエアロバイクなんか、あれで発電させれば、国家単位で考えると膨大なエネルギーを産出できるだろう。


 ただ、労働をスポーツに転換するためには、器具や仕組みの改善も必要だ。

 例えば、自動車の行き来が難しい地域の宅配用に、スポーツリヤカーみたいなものを開発する。

 ダスキンなんか、スポーツクリーニングセットを開発し、ハウスクリーニングの社員に実演させて、同時にグッズも販売すればよい。


 江戸時代、わが国の経済の動脈と静脈は、見事なほどに連動していた。

 そこに、少しでも近づけていくアイデアが求められている時代なのかもしれない。