女性は、指先から年をとっていく感じがする。
お顔はスベスベでも、指先がしわくちゃ、という女性は、実はかなりいる。
20代の女性の3人に1人が、自分の手は実年齢より老けている、と感じているといわれる。
炊事などの影響もあるわけだから仕方ない部分もあるが、ハンドケアというものに、もう少し注目が集まってもよいかも知れない。
「ハチワンダイバー」がいま放映されているが、将棋のドラマを観てていつも違和感を感じるのは、将棋を指す役者の指先である。
プロを目指した人間であるのなら、駒を持つ指先が、もっともっと遥かに美しいはずなのだ。
あの指先のしなやかな動きを何万回と練習しないと、本当の将棋ドラマはつくれないぞ。
特に、親指と人差し指でつまむ「ヘボ掴み」はいかん。
劇団ひとりくん、君は不合格です!
さて、女流棋士が新団体を結成し、スポンサーを探しているという。
プロ棋士の美は、指し手の中身だけでなく、その指先にある、と言った人もいた。
確かに、昔テレビで見た中原16世名人の指先は、美しかったもんなあ。
そこで提案。
医薬品メーカーの方、ハンドケア商品のオフィシャルサプライヤーとして、女流棋士団体のスポンサードを、ぜひともご検討いただいたらどうでしょうか?
「指先が商売道具であり、顔以上に人に見られることの多い女性」というのは珍しいはず。
その「戦う指先」を支援するブランドになっていただくというわけだ。
えっ? うちの商品を使っているかどうか、テレビの画面からでははっきりとはわかりづらいですって?
大丈夫です。
その場合は、御社の企業ロゴをネールアートにして、こっそりと映る工夫もしちゃいますから。