問題となっている道路特定財源だが、これに関して新たな提案がある。
新たな道路をつくるのではなく、花粉や粉塵を舞い上げないような道路に作り直すための資金にする、というもの。そうであれば、多少は国民の支持も得られるはずだ。
道路が要る要らないという議論は不毛である。車がこれ以上多くなるとどうのこうの、という理屈?も次元が低い。
道路は、ないよりあったほうがよいに決まっている。
問題は、誰のための、何のための道路か、ということだ。
道路を必要としているのは人間であって、鳥や熊ではない。
しかしたいていの道路、特に都市部の幹線道路は、いまや人間を疎外するような代物に成り下がっている。花粉が舞い上がる原因をつくっているのも、アスファルト道路の存在だ。
とりあえずは花粉が定着する、あるいは花粉を洗い流すような機能を持った道路を切に望む。
明日の道路をつくる新素材、「明日ファルト」を開発してほしいところである。
そういうものを開発してくれるんなら、税金を注ぎ込んでも許してくれるはず。