人間ドックに行ってまいりました。
2ヶ月間なんだかんだと理由をつけて逃げ回っていましたが、
ようやく覚悟を決めて、五反田へ。
逃げ回っていた理由は、やっぱ内視鏡をしたくないからですね。
たまに「人間ドッグ」と言う人がいますが、
人間扱いされない仕打ちをされるので、
「ドッグ=犬」で正しいぜ、とか言って笑ってましたが。
ところが最近、富士フィルムが企業広告をやっているのを思い出しました。
「鼻から入れられる内視鏡」というやつです。
富士フィルム「世界は、ひとつずつ変えることができる」
http://and-fujifilm.jp/stomach/index.html
病院も、恐らくは世界で最先端なので、もしかするとと思い、一応おそるおそる
「あの~、胃カメラは鼻から入れるやつって、ここでできますか?」
と聞いてみました。
すると、ごく普通に
「あ、鼻からのほうをご希望ですか。わかりました」
とか言うわけですよ。ごく事務的に、ね。
医者も、ごく普通に「鼻のほうね。どっちが通りがいい?」なんて聞いてきます。
人があれこれ言って逃げ回っていたのは、いったいなんだったのでしょうか?
口からやられてる患者(ドッグたち)の「ぐぇーーーーへへへっ。がほ」とか言う声が、
隣の内視鏡部屋から聞こえてきます。やな感じ。
鼻にジェルのようなものを押し込まれ、
喉には麻酔をかけられます。
さすがに、緊張感が走りました。
しかしいざ始まると鼻の内視鏡は楽なもんです。
すすーっと、という感じ。
「あ、もう食道に入りました。キレイなもんですね」とかの説明を、
モニター見ながら気楽に聞くことができます。
昨年までは、モニター見られる余裕など、まったくなかったわけで…
今年は人間らしい検査を受けることができました。
世界は、少しずつ変わっています。
フジノンの高橋さん、おかげで助かりましたよ。