オフィスの近くに薬局チェーン店がある。そこに買い物に行くと、必ず店主のジジイが出てきて、こちらが指定した薬でない薬を強力に薦める。指定した商品があるにも関わらず、である。医薬品に詳しい人に聞いたら、単に「利益率が違う」んだそうな。白衣を着て、薬剤師のような顔をして(ホントに薬剤師なんだろうけど)、姑息なことをするジジイである。
薬そのものには罪はないが、こういう店員にモノを買わされると、薬の効能まで疑ってしまう。
商品が良くても、価格が安くても、店員の知識や品格が悪いと買う気がしない、という人は多いだろう。逆に、店員の人柄に惚れて買ってしまうということもあるはずだ。
特に、バイトが多い店というのは店員に商品知識がないため、さまざまな意味で買い物が欲求不満に終わることもある。もっとも、バイトか社員かの識別くらい誰でもできるわけだが、声をかける相手を客側が識別しなくちゃいけないというのは、なにかが変だと思う。
加えて、ネット通販が花盛りの時代、リアル店舗の最大の付加価値は「店員」になってくるに違いない。コンシェルジュやアドバイザーのような販売員を設置している業態もあるが、まだまだこれからの試みであろう。
よって、とりあえずは店員の商品知識や接客態度などを評価したサイトがあるといいと思う。
例えば家電量販店街で、店舗間の価格にそれほど差がない場合など、どの店で買うかは、もしかすると店員の質が決め手となってくるはずだ。「ネットコミュニティで評判を確認して、ブランド指名買い」の時代とはいうものの、たとえそれにしたって、そうした消費者の意思決定を、うまく肯定してあげられる店員こそが良い店員であろう。
自動車ディーラーや、携帯ショップ、書店など、いくつかのジャンルに分けて、店舗別のランキングなどができたりして…。