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IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

がんばりすぎない1型糖尿病・ipocoのブログです。一型糖尿病に関する情報や、暮らしの様子を書いています。
気長に一緒にがんばりましょう!

こんにちは。ipocoです。

今日のテーマは、犬。
私、犬がすきです。
たぶん犬派?


猫もすき。フワフワしていて可愛らしい動物は、多分みんなすきだと思う。嫌いな動物とかは、特に思い浮かばない。ウサギとかハムスターとかも、フワフワしていて見てるとホワァ〜!という気分になる。



フワフワした毛の生えている、大きい犬は特別にすきだな…モフモフの犬が嬉しそうにしてる顔を見ると、嬉しくなる。あと、低血糖とかガンを見つけてくれる犬をテレビで見ると、異様に感動する。







中学生の頃、小柄な美しいシバ犬を飼っていた。何かにつけて非常に犬らしい性質の犬であった。犬種の特徴かもしれない。とにかく警戒心と縄張意識が強く、通りすがりの配達人でも犬猫に猛烈に飛びつこうとした。ある夏の夜、巨大なウシガエルと熾烈な鳴き声の応酬を繰り広げ、季節が変わると体長12センチのカマキリともメンチのきりあいをした。

ものすごく体力があり、1時間近く散歩しても全然疲れないようで、いつももっと散歩に行きたがった。満足させてやりたくて、マラソンのようにふたりでひたすらに走って散歩をしたものだった。



今実家で飼ってるゴールデン犬は、すごく大きくてモフモフしている。毛が猛烈に抜け、それをブラシで梳いてもらうのが大好きだ。

前述のシバ犬とは性格が全然違う。体は大きいが臆病でとにかく甘えん坊の愛らしい性格。縄張り意識が全く無い。近所のズーズーしい猫が自分の足の上をまたいで家の中に侵入してきても、イビキをかいて寝ている。

最近は老犬になってきて、さらに寝ているようになった。正月に自宅に帰るとストーブの前の一番あったかい場所を陣取って、温風に毛を揺らせながら昼も夜も一日中ウトウト寝ている。大人4人、犬1匹がリビングに集まり、全員がイビキをかいてコタツやソファでうたた寝するという、のどかな寝正月だった。



おしまい。

こんにちは。ipocoです。


先週あたりから、ふたたび黄斑浮腫になったようで、ぼやけて見えない点があります。たぶん眼底出血もしてるかも…


日によってなんともなかったり、比較的はっきり見えたり、見えなかったりして、前回と場所も症状もだいたい同じようです。もしかしたら、そこが繰り返し悪くなりやすい状態の箇所なのかもしれません。


今回は2度目ということもあり、やや諦めモードです。元気を出して、「すねてウダウダ言ってる場合じゃないよ、はやく診てもらってこい!」と自分に言えればよいのですが、残念ながら今回はスネ夫が勝っています。


こんなに大事なことなのに、病院に電話を一本かけて、すいませんが様子がおかしいので予約を前倒しに変更してもらえませんかと言うだけなのに、


うんざりな気分で、病院なんか大嫌いで、あの感じの悪い受付に電話を絶対にしたくないのでどうしようもありません。


この小さな判断ミスにより、のちのち「はやく治療するべきだったのに」という責任を取らないといけなくなるかもしれないですが、頭でわかっていてもどうにもならないことってあるのものです。



でも自分で決めることだから誰のせいでもありませんね。仕方ありません。このようにして時間は積み上がって行くのだと、つくづく思います。



しばらく様子を見て、あまり急速にぼやける範囲が広がったり、ひどくなってくるようであればスネ夫を追い返して大人になろうと思います。


おしまい。





こんにちは。ipocoです。

本日のテーマは、
日本の病院はパーツ別に専門の科があって、そこで診てもらうことになっている」っていう世間話です。



今日テレビを見ていたら、たまたま婦人科にかかった女性のニュースをやっていました。

その方は妊娠したのですが、結果的に出産できず大変なショックを受け、インタビューでは「心が辛い時はメンタルクリニックへ行ってくださいと婦人科で言われたことがすごく辛かった」とコメントしていました。たぶん大変なショック状態の時にそう言われたことが、「もう面倒は見ない」と突き放されたように感じて辛かったんだろうと思います。


しかし、心が辛かったらメンタルクリニックへ行ってくださいという婦人科の対応は普通の流れではないか?と思いました。婦人科で診てくれるのは婦人科に関することであって、心の問題を診てくれないのは診れないからであって当然だと思うのですが…病院はそんなに何から何までトータルケアなんかしてくれないよ!



私も患者ですから、その女性がショックな出来事でとてもとても心細くなり、誰かに支えてほしい、手を差し伸べてほしいと思った気持ちを理解できないわけではありません。が、すごい現実的な話をすると結論は「病院は慈善事業ではない。自分のことは自分でやる。」というところに尽きる。


患者の気持ちを支えるのは家族や友人、患者自身のやることであって、医療従事者の仕事ではないということを患者も理解するべきではないかと個人的には思いました。闘病は誰にとっても辛いものなので、ショックが大きければ大きいほど人に頼りたくなるのは分かりますが、その気持ちを向けるべきなのは医者や看護師なんですか?



極端な言い方をすると、パン屋に行って「私はこのパン屋で米も食べたいのに、なんで用意してくれないの?」ってゴネてるのと似てると思ったんです。


あなたがパン屋の店員で、すいませんうちはパン屋なんで米はありません…どうしてもご希望なら、2件隣におにぎり屋さんがありますから、そちらでどうですか?って、パン屋の売り上げにはならないのに業務上の流れと親切心で案内したところ、今度は「そんな…ひどい、こんなに米を食べたい私の気持ちを満たしてくれないの?なんて不親切なろくでもないパン屋なの」って責められてる感じなんですよ…、

まあ、もちろんこれは私の脳内イメージの話の例であって、現実にはニュースで見た人にはもっと複雑で仕方のない、そう述べるのに足る、しかるべき事情があったかもしれないです。すいません。

 
こんな脳内イメージが出てきたのは、たぶん私が自分の仕事をしていて、なんでお客さんたちはこんなに「おんぶにだっこ」なんだ、自分でちょっと考えればわかることを、なぜこんなに店員に丸投げしてくるのだ…と少し疲れた気分だったからかも…と今思った。


 
こんなこと書いていたら、少し前に外来に行ったとき、看護師さんと話し込んでいる老人が「家にいてもひとりでさみしいから、入院したい」と言っていたのを思い出しました。看護師さんは「今、あなたには入院して治さないといけない悪いところはないので、できないんです」と言ってましたが、老人はまったく引かず、寂しいから家に居ても仕方ない、1週間でいいからと繰り返し話は堂々巡りでした。あの後どうなったのかな。



おわり。