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IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

がんばりすぎない1型糖尿病・ipocoのブログです。一型糖尿病に関する情報や、暮らしの様子を書いています。
気長に一緒にがんばりましょう!

こんにちは。ipocoです。


運動をすると血糖値が下がる…



つーわけで本日のテーマは
運動の時の基礎インスリンの、
個人的な微調整のはなし」です。


運動すると血糖値が下がるのはわかっている、だけど具体的にどのタイミングで何をどうすれば低血糖にならずうまくコントロールできるのか私…実はイマイチわかってませんでした。



低血糖にならないように、とりあえずなんか食べてみるんだけど結局低血糖になってしまったりとか…

逆に、ちょっとしか食べてないつもりなのに高血糖になっちゃうとかいうこともあり…、

よく分からないままなんとなくやっていたんです。なんとなく、勘・手探りの状態。


スポーツをしている人やコントロールの上手な人はもっと上手くやってるみたいで、具体的な補食やインスリン調整の仕方をブログなどに書いていたりされて、私も真似してみましたが、あまりうまくいってませんでした。

筋肉のある人は運動した時の血糖値の変動スピードが筋肉のない人と比べて違うというし、それぞれ個人に適した対応方法は、体型とか筋肉量でかなり異なるのかもしれません。



それで…私の日常生活の運動量ですが、そんなに多い方ではありません。

●会社まで片道25分ほど自転車
●仕事で店の中を4〜5時間歩く立ち仕事
●スポーツはしてない
●筋肉というほどのものはついてない
●万歩計をつけると大体1日に7000〜9000歩

都会のサラリーマンで一日6500〜8000歩が普通らしいので、ごく平均的な活動量と思います。


血糖値コントロールで困っているのは、仕事にいくとき自転車で低血糖を起こしやすいこと。いままでやってた簡単な対応策は補食。出発前に少し食べる。ですが、出勤のたびに補食…面倒になってきました。虫歯も心配。


それで、できればポンプを使って基礎インスリン量を変更して上手くやる方法はないか?と主治医に相談してみたところ、


「運動する時にインスリンポンプで基礎を10〜20%減らしてみたらどうか」と言われました。10〜20%というのが、統計的な運動時の基礎インスリン量の変動らしいのです。


おお!なんか良さげな作戦だ!と思いましたが、当然のごとく、「それでは具体的にいつどのようにポンプを操作すれば良いのでしょう?」と食い下がると「やってみないとなんとも言えません。先生にはわかりません」という案の定適当な答えが返ってきました。つまり、これは「知恵は与えた、あとは自分でなんとかしろ」という定例の回答である。


この先はおひとりさまで…ということなので、さっそく、適当に実験開始してみる。まずは、経験と勘から、「出発30分前から30分間20%減らしてみる」…というパターンを勝手に考え出し、失敗したら改良を加えてみることにした。


リブレによる観察2週間、SAPによる観察1週間で、20%基礎インスリンを30分ほど減らせば低血糖を回避できることがわかったのですが、血糖値が安定すると言うよりは下がりすぎない程度に、下がってから、時間差で上がる…と言う感じになるため、減量の開始時間などを改良しないといけないのか?と思っていたところ、ある日奇跡が起きたのです。


たまたま減量の設定をするのを忘れて出かけてしまい、自転車で信号待ちしてる時に「あ、忘れてたやばい!」と途中で慌てて設定した日が一番安定し、血糖値は上がりも下がりもしないという結果になったのです。その後も数回その設定を繰り返してみたが、やはりな同じように安定しているきがする。

失敗から生まれた大発見とはまさにこのことと言える…ようになるかも知れない、でももうしばらく観察してみて統計を取りたい。




ちなみにその奇跡の設定?の詳細は以下の通りです。


25分の自転車をこぐ運動(※割と猛スピード)で、
1、運動開始直前から5分後までの間に、
2、基礎インスリンを20%減らし
3、運動終了後、速やかに100%の基礎インスリン量に戻す

ということをしたときが、血糖値の変動にほとんど影響ないという実績がでております。


なお、基礎インスリン10%減ですと、血糖値が下がるのが抑えきれないので、自分の場合はやはり20%減らした方が良いようです。




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で、

話は変わりますが、首都圏のデパートや催事場て開催される手づくり市に出品しているポーチやバッグなどの小物類が、最近ぼちぼち売れるようになりました。


いまは東京の成増?っていうところでやってるデパートの催事会場に並べてもらっています。何かのご縁で私の作った作品を買ってくれたお客様、本当にありがとう。改良重ねていいもの作り続けます。


最後に宣伝です。来月、5月27日に、埼玉県大宮の住宅展示場で行われる手作りマーケット「みんなのハンドメイド minahan 手づくりマーケット」に、出品させてもらうことになりました。

アメブロに主催者さんのサイトがあるので以下にチラシの抜粋写真のせます。ぜひ遊びにいらしてください。晴れると屋外ブースは大変暑いので帽子被って来てください。

のどかな住宅地の中ですが、すぐ向かいにショッピングモールやホームセンター、公園があります。車で来られると一日のんびり遊べます。

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ご参考までに。おしまい。


こんにちは。ipocoです。


本日は、タイトルの通り。
人類滅亡の話をテレビでやっていました。


海外の番組で、ノストラダムスの予言とか、聖書の黙示録、マヤ人のカレンダーなどから終末論を掘り下げていく内容で、番組のシメは「人類滅亡の予言は今のところ全て外れています。何故なら私たちはこうして生きているのですから。」という、預言研究家の言葉で終わりました。


私はなんとなく「そうか、まだ滅亡してなくてよかった」と思い、同時に「結論はそれか」とも思いました(笑)。




さて、番組には滅亡に備える家族の話が出てきたのですが、彼らはシェルターを用意し、何かあったときに家族が生き延びられるよう、武器や資材、食糧・水を備蓄し、定期的な避難訓練までして暮らしていました。

しかし、いよいよ本番の滅亡の時には一体何が起こって滅亡するのか、またどの程度の規模で災害が起こるのか、いつまでそれから身を守れば良いのか…などは彼らにとっても謎のようでした。

備えあれば憂いなしと言いますが、逆説的にみれば彼らの準備は「終末論」という漠然とした恐怖に対する心の中の憂いをなくすための行為なのかもしれない。


そういう意味では日本人が地震の時の「非常時持ち出し袋」を用意しているのと本質的に異なるが、しかし物資は目的と関係なくいずれ役に立つだろうと思う。賞味期限が近づいたら早めに新しいのに交換してね。



さて、滅亡というくらいだから、生き残れる人々は相当なマイノリティに入るということになる。

しかし考えてみれば自分がこれまで生きてきてマイノリティ5%に入ったことなんか、一型糖尿病になったことくらいですね。どうせ当たるなら年末ジャンボの一等・前後賞やロトシックス8週間キャリーオーバーの方が良いにきまっているが、たまたま、棄権することが許されない超貧乏クジを引いたのである。


その他のことでは大きな集団の中で自分はほぼ間違いなく「その他大勢」のなかにいる。砂漠の砂粒、大河の一滴と言った人は実に的を得た表現を考えたものだと思う。


世の中にはたくさんの人がいて、自分は小さな、ほとんど見えないような点の存在に過ぎない。点が今何をして、どうなっているのか気にするのは電子顕微鏡で拡大し調べようとする人くらいである。あるいは運が悪ければ、彼らがなにかを調べている理由は点を殺菌・清掃し、その場所をクリーンアップするためかもしれない。


そうだとしても点であるipocoにできることは何もない。いつでも偶発的な運命に翻弄され、大きな力や歴史の流れにされるがままになって生きているしかない。ただそこに転がって点として生き、日々自分勝手な点的な思想を持ち、気分一つでコロコロと上下左右に転がったりしながら生きているだけだ。そう思うと人類滅亡に対策する理由がない。そのときはipocoも一緒に滅亡することにする。


おしまい。

こんにちは。ipocoです。


春になったので、季節の変わり目ということで
血糖値が乱れております。


もともと明け方の5時ごろから暁現象で血糖値が高くなる体質なのですが、暖かくなってきたせいなのか、暁現象の始まる時間自体が冬の頃よりも30分ほど前倒しになってきました。


また、日中もカーボ比が変わり、たくさん打たないとインスリンが効かないらしいこともわかってきました。ガタガタ生活はしばらく続きそうです。






あと、最近あったことなど。


①家の近くのショッピングモールへ遊びに行ったら古着屋ができていた。ひやかし半分に見ていたら、アルマーニの夏物の麻のパンツが1000円だったので買ってみた。


②自転車で道路の左側を走っていたら、向かいから来たおっさんに左に行け!と命令された。道路の右を走っていたのはおっさんの方で、私はちゃんと左にいたのだが、思わずハイヨと道を譲ってしまった。後になって、家に帰って来てからアホな自分に腹がたってみたりする。


③ついでにふと思い出したのだが、少し前にやはり道の左側の歩道を走っていたら、向かいから自転車で走って来たおばさんに「左でしょうが!!」と怒られた。歩道を走っていたので自分が悪かったかも…と一瞬思いかけたが、やはりなにかおかしい。埼玉の老人たちは左右が反転しているのだろうか?なぜ彼らは右側を走っている上に人に命令して道を開けてもらえると思っているのだろう。


埼玉は交通事故死亡率が全国でワースト1位なんだって。まあ当然だと思うよ。だって左右反転してるもん…。


④傍若無人な老人たちに腹を立てていたら、駅前を80歳くらいのじいさんとばあさんが仲よさそうに手を取り合って歩いているのをみた。じいさんのリュックサックについているポケットの淵からは、8センチくらいの大きさのスヌーピー人形が顔を出して私に向かって微笑んでいたので、私もさまざまな老人たちをまとめて赦すことにした。




おしまい。