こんにちは。ipocoです。
桃が咲いてますね。春ですね。
来週にはもう桜が咲くそうじゃないですか?
本日のテーマは近況報告。
「胃腸炎になりました。」
2月の寒いある日、明け方からお腹(胃のあたり)が猛烈に痛くなり目が覚めた。
起きてとりあえず朝食をとったものの、
気分が悪くて昼まで横になっていたが
結局治らず、昼前に嘔吐し熱も出てきた。
胃腸が動いてない。なんかおかしい。
胃腸が働いてないということは食べたものが吸収されないということであり、朝食後はまずインスリンが効いてきて低血糖になった。
ブドウ糖を食べたが吸収速度がいつもより落ちているためか、血糖値が上がるのもいつもの倍くらい時間がかかり、なかなか辛かった。
仮に胃腸炎だとしても、程度から見てそんなにひどいわけではなさそうだったが、熱が上がってきたのでもしノロやインフルエンザだったらこれからもっと困るだろうなぁ…と思い病院に電話してみところ、すぐ診てくれた。
検査の結果、インフルでもノロウイルスでも胆石や肝炎でも盲腸炎でもなく、(予想通り)軽いウイルス性胃腸炎だった。整腸剤だけもらって、あとは家で寝て治した。
なま物はほとんど食べないのでとくに思い当たらなかったが、たぶん何か悪いものでも食べたのだと思う。スーパーで買ったイカの塩辛が良くなかったのかも知れないし、勤め先の店へ遊びにきた何にでも触り親も止めない鼻水小僧がばい菌・ウイルスをばらまいて帰ったのかも知れないし、自販機の賞味期限内のツナパンが傷んでたのかも知れない。
2日ほどであっさりと熱も腹痛もよくなったが、
胃の調子は1週間ほど良くならず、食欲もあまりわかないので、ひたすらお粥で暮らした。
いつも通りインスリンを食前に打つのはとにかく低血糖になるのでNGで、血糖値が上がってくるのも食べてから時間がかかるためポンプはずっとスクエアボーラスで、2時間かけてインスリンを注入していた。
あと、吸収が遅くなるだけでなく全体の吸収量も減るようで、インスリンの単位数も2割くらいカットしていたが特に高血糖にはならなかった。血糖値は最高で180くらいまでしか上がらず、なんだか普段よりコントロールが安定しているくらいだった。
血糖値の観察にはポンプやリブレのグルコース値センサーがとても役に立ち、文明の利器がシックデイのコントロールを容易にしていることを感じずにはいられなかった。
この冬は正月太りして、だいぶお腹周りがフクフクしていたのだが、食べられなくなって3日目あたりからお腹周りのダブついた感じがなくなった。しかし筋肉も削られて、会社へ行くのに自転車に乗ると簡単に息切れしてどっと疲れ、坂道や階段を上がるのも一苦労だった。
たった数日寝込んで食べられないだけであんな風になってしまうとは、人間の体というのはなんと儚い有機体なんだろう…と思った。
でも今は元気になってまたモリモリ食べ出したから、簡単にリバウンドするかも知れない。
あと、眼科の話。
3ヶ月前に左目の奥の方が単純網膜症で出血した。先週再診に行ったら出血は吸収されて消えていたので一安心。
眼科医は「これで、血糖値が高いとどうなるか、あなたにも勉強になったでしょう。コントロールをもっと頑張りましょう」というようなことを言っていた。
しかし内科の主治医のところに行くと「あなたの罹患年数では単純網膜症で小さい出血が起こってくるのは仕方ない。これは1型の宿命だ。」と言うことで、とくに今以上のコントロールの改善が必要だとは言われなかった。むしろ十分頑張っているとまで言われ、今のコントロールをしていれば、小さな出血と吸収を繰り返すところで済み、次の段階(増殖期)へ進むのにはだいぶ時間稼ぎができるだろうということだった。
今見え方には特に変化はないが、老眼が始まっている。昨日ビーズをレース糸に通して編もうとしたら近距離に視点を合わせるのがすごく疲れた。みんながハズキルーぺを絶賛しているのが分かる気がした。ハズキルーぺは1万円くらいだって、意外と高いね。3千円くらいのバッタもんもあるけど、やっぱり見え方が違うのかな。
さいごに、
実家で飼っていた大型犬が老衰で亡くなった。この冬、足が弱ってついに歩けなくなり母が3ヶ月ほど介護をした。ご飯は亡くなる前日まで食べていたし、病気は何もなく、虫歯すらない17歳の大往生だった。犬の17歳は人間でいうと100歳を超えるほどらしい。ワンちゃんは火葬になり、タンスの上にお骨が置かれた。
実家に帰って、大きなあの子が床にゴロゴロとじゃまくさく寝ていないのが妙に寂しく感じる。今でも、ふわふわの金色の温かい毛並みをありありと想い出せる。
健康恵長寿
是最高犬生
おしまい。