本日は超個人的な話をします。
テーマは「ハサミ」。
先月誕生日で、姉がメールをくれた。
「なんか欲しいものないの?」
…しかし、誕生日に欲しいものといわれて、せっかくの機会だというのに、何も思いつかなかった。
引き出しを開けるとUVクリーム(高級でもなんでもない)が無くなりそうだったので新しいのが欲しいというと、「そういう生活用品は自分で買いなさい」ともっともな返事が返ってきた。
そこで再び部屋を見回すと、洋裁道具の箱が目に入った。私は超安物の裁ちバサミを数年前にセールで買って、何となく使っていたのだが最近はネジがゆるんで明らかに寿命。そこで、これを機会に、きちんとした布切りハサミを買ってもらうことにした。
庄三郎というブランドのハサミが、洋裁をする人に人気でとても良いものらしいと知り、値段もお手頃で鋼より錆びにくく手入れが簡単というステンレス製を選んでもらった。そして無事手元に届き、昨日初めて使ってみたのです。
それがあまりに素晴らしく、一言で言うと「このハサミは刃物である」と思いました。私が今まで使っていたハサミはオモチャだったんです!!というくらい違う。前のハサミでは、私は綺麗に切るための微妙な力加減に神経を使いながら操作して切っていましたが、本物の刃物はそういうことをしなくても細かい手の意思が伝わるかのように、軽い力でスッと思い通りに切れるのですね。
庄三郎さん、まじですごいです!!



