昔の注射器を発掘。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。
ipocoです。


ただいま、早めの夏休みで実家に帰って来ています。


ご飯を食べてぼんやりしていると、父が「お前、これ、まだいるのか?」と言うので見に行ってみると…



なんと!
懐かしのノボペンⅢではないですか!!


注射器が、今のような使い捨てのペンになる前の、10年以上前の注射器です。
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使わなくなったものの、捨てることもなく引き出しに入れたままipocoさんは大人になり、そのまま巣立って家を出て行ったため、父の引き出しにずっと保管されていたらしい。



…父ちゃん…
10年の間に一度くらい、
聞いてくれても良かったのに…




さて、写真の注射器ですが
金属部分は多分アルミかステンレスだと思います。


同じペンを数本持っていて、中身だけNとかRで使い分けていました。ケースの左側に消えかかったマジックで『R』と書いてあるのが、時代を感じさせる…。



そういえば、この前の世代の「ノボペン」や、「ノボペンⅡ」は、数年使い続けるとカートリッジのホルダー部分のプラスチックが劣化し、割れてしまうトラブルがありました。


それを解決すべく、より丈夫な素材になって登場したのがこのノボペンⅢだったはず…です。



このころはまだ、インスリンのカートリッジ容量が少なくて1.5mlと現在の使い捨てペンの半分位でした。すぐに使い切ってしまうので、2~3日に1回はカートリッジ交換をしていたと思います。


こうして昔のものを改めて見てみると、
糖尿病治療は日進月歩と言われますが、本当ですね。私たちの暮らしは、少しずつ、便利で快適になっているんですね。




先日、テレビでやっていたのですが
最近ウェアラブル何とか…という機器の進化がすごいそうですね。


それによると、血糖値が測定できるコンタクトレンズが開発されていて、なんと涙に含まれる糖分を測定するんだそうです。


もしそれが発売されたら、
『24時間いつでも自宅CGM』が可能になるかもしれないし、

『血糖値自動対応インスリンポンプ』…(人工膵島みたいなもの?)などが登場するのでしょうか。



数週間前のニュースでも、飲み薬タイプのインスリンの技術を神戸大学の先生がついに開発し、臨床試験に入るということでした。



新しい技術の躍進はすごいですね。
ワクワクしますね。
期待しましょう。