いつものとおり突然ですが、
今日はipocoさんのマイブームを紹介します。
「組みひも」です。
「組みひも」は着物の帯締めなどに使われている、日本独特の紐の編み方らしいです。
本当か嘘か知らんが、海外では「kumihimo」と呼ばれ、密かなブームらしい…。
(脱線ですが、ここで
「mottainai(モッタイナイ)」とか、「sukiyaki(スキヤキ)」とか、
なんとなく考えてしまった…。しかし、だからどうということも無い。)
さて、
ipocoさんはJリーグ開幕のころが青春時代でした。この時代に日本に入ってきて流行したアクセサリーと言えば「ミサンガ」。カラフルな糸を結んで作る、海外の組みひもの一種で、今ではすっかり定着した、おなじみのアクセサリーです。
私も中学生のころには随分沢山のミサンガを作ったのですが、日本の組みひもは全く知らず、やったことがありませんでした。
それで最近、偶然見つけたインターネット情報を読んでいたら意外と簡単そうだったので、やってみました。
前述の、ipocoさんが中学時代に作ったミサンガは、いわば平織りの紐。糸を縦に5~10本ほど並べておいて、端から順番に結んで、結び目で作っていく機織りのような平面作業のイメージなのですが、
一方、今回の日本の組みひもは筒状の紐で、編み方も立体的になります。何本もの糸を規則的に組みあわせていくのですが、手芸店などで売られている「組みひもプレート」という、手のひらサイズの板を使うと簡単に編めます。
が、組みひもプレートは、ただの切り込みの入った板なので、段ボールなどで簡単につくれます。私も家に転がっていたAmazonの箱を切り取って、お手製「組みひもプレート」を作ってみました。丸く切り取った段ボールに、対角に8カ所の切り込みを入れて、最後に中央に小さい穴を開けるだけで完成です。
あとは、7本の紐を用意して、繰り返しプレートの切り込みに糸を順番にかけていくだけで、中央の穴から編み上がった紐が少しずつ出てきます。手芸好きの登竜門、「リリアン」に似ています。
最初の数本は編み目が緩んでしまったり、編み上がった紐がクネクネとうねったりして上手く作れなかったのですが、コツをつかむと1時間くらいで1本編めるようになりました。
私は特に柄のことを考えずに適当な色合わせを楽しんでいましたが、糸の本数や色の順番を変えるだけで、様々な柄が編み出せるようです。
刺繍糸を使って、直径が5ミリほどの紐が出来上がりました。
ブレスレットより少し長めに作って、日傘の持ち手につけるストラップにしてみました。傘の色や柄に合わせたり、カラフルな色で地味なビニール傘の持ち手につけても、目印になりそうです。
