本日のテーマは、私がよく読んでいる雑誌の話です。
生活情報などを、美しい写真と一緒に掲載している「暮らしの手帖」という雑誌です。子供や若者が読みそうな内容ではありませんが、30~60代の幅広い層が読む、年間17万部を売り上げている人気の隔月誌です。
遡ること数か月前。
「生活習慣病予防100のコツ」というテーマで、この雑誌に特集記事が掲載されました。
ペラペラとページをめくって読んでみましたが、そもそも「生活習慣病予防」というテーマなので、当然ですが2型糖尿病の話です。1型のことは書いていませんでした。
その時、私はこのブログに「一型は少ないからという理由で、まるで無いものみたいに無視されていると思う。」という愚痴を書いたのですが(記事・毛糸玉ボウル)、
ふと後味の悪さを感じてこう思いました。
ここで文句を言って嘆いてるだけじゃ、何も変わらないのに…。
そうだ、記事を書いた人に直接そう言ってみたら?
そこで、
巻末についていたアンケートハガキに、「2型だけじゃなく、1型って言うのもあるから、今度機会があったら書いてほしい。」という趣旨のことを書いて送ってみたのです。
そうして、
何事もなく数か月が経過。
そんな事を書いた事実を、本人も忘れかけていた先日のこと。
旦那さんが「ipoちゃん、新しい『暮らしの手帖』が出てたから、買って来てあげたよう。はい、どうぞ。」と言う。
まー、ありがとう。
今月の特集は何かいな?
ワクワク…。
と、ふと目に付いたのが、
「糖質制限食」の特集特集でした。
この記事によると、
これまで糖尿病患者の血糖値コントロールに劇的な改善をもたらすと言われていた糖質制限食ですが、近年の研究で 極端な糖質制限は死亡危険度を増すという統計が出てきたという内容でした。
食事のバランスの問題だと思うのですが、炭水化物を劇的に減らして、赤肉類を増やした食事を継続していくと、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まるということらしいです。
へー。知らなかった!
そして。
その記事には、私が数か月前にお願いした通りに、糖尿病は1型と2型があるということが明記されていました。
たった数行のことですが、
冒頭で述べたように年間17万部の雑誌ですから、それだけの回数、人の目に触れる機会があるということになります。
たった1枚のハガキに書いた、
私の小さな声を聞いてくださった編集部の方に感謝したいと思います。
ありがとうございます。
…あ、ここで言っても伝わらないんだった。
そうか、
今度はお礼の手紙を書こう。
記事に興味のある方は、「暮らしの手帖第4世紀70号」をご覧になってみて下さい。