本日のテーマは、
「インスリン・カーボ比を見直してみた」。です。
最近、夜ごはんの後、寝る前の微妙な低血糖(50~60くらい)が続いていました。
ベーサルは変更してないし、カーボカウントもそこまでカウントが間違ってると思えないし…、ちょっと困ってしまいましたが、
…。ハッ。
いやいや、
低いんだから、
インスリンが多いんだろ。
と思い、夜ごはんのインスリンを見直してみることに。
よくよく思い出してみると、夜ごはんの時のインスリン・カーボ比って、入院当時に先生が「はい、やってみてください」と言ってから、そのままでした。
なんとなく、朝と同じ比率で行けるんじゃね?位の感覚で、1年もやってしまったのです。
そういえば、寝る前って低血糖多かった気がする…。今更だけど!
そこで、今までインスリン・カーボ比(1単位のインスリンで消化できるカーボ)を夜は7.0gで計算していたところを、
お試しに
9.0にしたら→寝前の血糖値147
8.5にしたら→寝前の血糖値128
8.0にしたら→寝前の血糖値104
と、インスリン・カーボ比0.5gあたり、血糖値は見事にほぼ20刻みに下がり、ちょうど良さそうなので、しばらくの間8.0でいってみることにしました。※食前の血糖値は大抵100位です
ところで
患者さんによると思うのですが、
インスリン量って先生の指示でぴっちり決まってるものなのですか?
もちろん、基礎インスリンは医師の指示に合わせると思うのですが、
私は「食事のインスリン量は朝昼夜、各○単位」いう指示が、特にありません。カーボカウントで、インスリン・カーボ比に合わせて毎食算出しているだけです。
もし○単位という指示があったとしたら、カロリー制限食みたいに、カーボ量を毎食同じに揃えることになりますよね?
そうすると、1型でカーボカウントの意味はあんまりないような…
と言うのも、
この間、病院で看護師さんに「先生の指示は何単位なんですか?」と聞かれて、
「特に決まってません」と言ったら
「そんな訳ねえだろ!」的な、
すごく変な顔をされて、
結局「カーボカウントで毎回計算してるから、インスリンカーボ比で計算してるんです」という説明を、最後まですることになりました。
周りに1型の人がいないので、
これでいいんか…?
と20年あまり、手探りでやっとります。