本日のテーマは、私がよく読んでいる雑誌の話です。
生活情報などを、美しい写真と一緒に掲載している「暮らしの手帖」という雑誌です。
遡ること数か月前。
「生活習慣病予防100のコツ」というテーマで、特集記事が掲載されました。
ペラペラとページをめくって読んでみましたが、そもそも「生活習慣病予防」というテーマなので、糖尿病予防の部分には当然ですが1型のことは書いていませんでした。
その時、私はこのブログに「一型は少ないからという理由で無視されていると思う。」という愚痴を書いてしまったのですが、
…ふと思い立ちました。
ここで文句を言っても、何も変わらない…。
じゃあ、どうしたらよいのかな?
そうだ、記事を書いた人に直接伝えたらいいじゃないか。
そこで、
巻末についていたアンケートハガキに、「2型だけじゃなく、1型って言うのもあるから、機会があったら書いてほしい。」という趣旨のことを書いて送ってみたのです。
そうして、何事もなく数か月が経過。
そんな事があったのを、自分でも忘れかけていました。しかし、ついこの間。
旦那さんが
「ipoちゃんや、新しい『暮らしの手帖』が出てたから、買って来てあげたよ。はい、どうぞ。」と言う。
まー、ありがとう。
今月の特集は何かな?
ワクワク…。
と、ふと目に付いたのが、
「糖質制限食」の特集でした。
この記事によると、
これまで糖尿病患者の血糖値コントロールに劇的な改善をもたらすと言われていた糖質制限食でしたが、近年の研究によると糖質制限のやりすぎは死亡危険度を増す…という統計が出てきたという、私も初耳の内容でした。
これは食事のバランスの問題ということらしいのですが、炭水化物を劇的に減らし、主に赤肉などのたんぱく質の割合を増やした食事を継続していくと、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まるということらしいです。
そして、
その記事には私がハガキに書いたお願い通りに、きちんと「糖尿病には、1型と2型があり…」という、ほぼ私がお願いした通りの前置きのひと言が、反映されていました。
数少ない1型患者の、
この小さな声に耳を傾けてくれたこと、
とても嬉しかったです。
統計によると、暮らしの手帖の年間発行部数は約17万部だそうです。それだけの数の方が読んでいる雑誌で、1型と2型があるというお知らせをしてもらえたことがけ
編集の方、ありがとう。
あ、ここで言っても伝わらないんだった。
お礼のお手紙を書こう。