布教の人々 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。


本日のテーマは、「宗教と詐欺の境」。


春は暖かくなって動きやすくなるせいか、我が家にも連日、布教の人々がやってくるようになりました。


みなさん、それぞれの信仰の素晴らしさを訴えにやってくるようなのですが、我が家は共働きなので大抵は留守です。


数人のおばちゃんが連れ立っているのがインターホンに録画されており、

「⚪︎月⚪︎日集会やります!来てね」というチラシを玄関ポストに差し込んでゆく人がいたり、

また別の日には
「私たちは感謝の気持ちに満ちた宗教です。ありがとうありがとうありがとう…だからカンパ求む」と、十数ページに及ぶ長大で立派なパンフレットの最後に一言、ダイレクトにお金を求められ、すでにお礼まで言われていた。


…。



そしてまた別の日には、
「私たちの宗教を信じれば病気が治る」というチラシが、黙ってポストに差し込まれていました。



心から信じている気持ちは、各自大事にすればいいと思うんですが、私は「病気が治る」という宗教だけは、「病気で藁にもすがる思いの人の足元を見て、金を奪い時間を奪う、ただの薄汚い詐欺だ」と、必ずそう思います。


あるいは、彼らに言わせれば「信じてないから治らない」ということになるのかも?





残念ですが、「信じれば病気が治る」だけは、彼らが何と言おうと絶対に嘘です。


もし、そう言われて入信しそうになっている人がこれを読んでくださっているとしたら、もう一度だけでいいのです。よく、考えてください。




その昔、私が一型糖尿病になったとき、私の父に「あなたが私たちの宗教に入信して必死に祈れば、娘の病気は必ず治るよ。」と言った人がいまして、父は喧嘩をして帰って来た。


当たり前ですが、父が入信しなかったから私の一型糖尿病が今でも治っていないわけではありませんし、危うい橋を渡りつつも、今のところはまだ合併症の発症を抑えていられるのは、神様のおかげでも偶然でもありません。


家族の支えがあり、病気と闘い自分でコントロールし続けているからです。