微妙な、お年頃。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。

今日は、今時の高校生と目的意識に関する世間話をします。


朝、電車に乗っていたら、女子高生のこんな会話が聞こえてきました。


その子は、何かのスポーツだか勉強だかを上達したくて一生懸命頑張っている様子のですが、なかなか自分の望む上位の成績が出ない。
でも、懸命に努力して、頑張っている姿を、見られたくないというのです。

その理由はこんな感じでした。
(1)なぜならば、大した努力をしてなくても上位にいる風に見えた方が、かっこいいから。
(2)なぜならば、一生懸命努力をしている姿を、身咎める(あるいは、そういった姿を馬鹿にする)同級生が実際にいるので、悪口やいじめの対象にされたくない。


ふーむ。女子高生も、大変なんだな…
と、またしてものんきなipocoは思いました。


まず(1)の、見られたくない。
微妙なお年頃だもの、なんでもなさそうな顔をして、さっと物事を片付けられる人なんて、カッコ良く見えて当然ですね。しかし、彼女は「何もしなくても何でもできる人」ではなく、「努力して何でもできるようになる人」の可能性を秘めています。それはそれですごくカッコ良い事なんだと、彼女はいつの日か、大人になって思うかもしれない。そうだといいなあ。


次に(2)の、いじめっ子。
私は、好きな事や上手になりたいことを一生懸命やっている人を、「何、必死になっちゃってんの?バカみたい」と思ったことはありませんが、高校生の頃の姉は言っていました(笑)。でも、何しろ高校生のことです。反抗したり、すねたりしながら大人になる途中なのですから、そういうちょっと意地悪な子がいても、仕方ないのかも知れません。
まあ…大人になっても、まだ言ってる人もいますけど…それはもう、少し曲がった木に育ったのだということで。ちなみに姉は、その後曲がらないで育ったようです。良かった…



さて、私は、若いときに何かをすごく頑張った記憶がありません。
あの時やっときゃ良かった、なんて時々思うけど、まあそれも人生です。
大人になってから、洋裁と編み物が趣味になりましたが、これは唯一夢中になってやる事と言えます。知らない事がいっぱいなのに、勉強や仕事と違って、学ぶことに常に目的意識があるのです。知ることは自分の技術のステップアップであり、とても楽しいのです。どうやったらできるんだろうとか、どういう仕組みになっているんだろうとか、ワクワクしてくるのです。自分の持っている技術を駆使して思った作品ができたとき、私はまるで自由に飛んでいるチョウチョみたいな気持ちです。

仕事のときもそんなんだったらいいのになあ~。




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