若いのも、若くないのも、素晴らしい。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。

今日は、糖尿病とは関係ないですが「若さ」についてです。

会社で、昨年春より研修生として全国から本社へ集まってきていた新入社員の方々が、いよいよ各地の支店へ配属されることになり、一言ずつ挨拶をしてお餞別にお菓子を用意してくれたりしました。

みんな、嫌なことがあっても、負けないで頑張るんだよ。ipocoは心の中でそう思って、皆さんを見送りました。


そして、若いということは、可能性があって、エネルギーがあって、それを使う時間もあって、本当に素晴らしいことだ、と彼らのことを羨ましく思いました。


若い人を羨ましく思うのは、自分がもうそれほど若くないからでしょうか?

あるいは、自分にも彼らと同じ年齢の時が平等にあったのに、自分の可能性やエネルギーや時間をうまく使いこなせなかったから、まだそれを持っている彼らが羨ましいのでしょうか?

だとしたら、私は自分のやってきた事、つまり現状に満足できていなくて、自分は不幸だとかこんなはずじゃなかったとか思っているのでしょうか?

そうかも知れません。

しかし、ここでひとつのことに思い当たりました。

じゃあ、仮にもう一度、十代や二十代をやり直せるとしたら、もう一度戻りたいか?

ipocoは自分自身の心の声にじっと耳を傾けてみましたが、答えはやや希望的なイエスであり、同時に強いノーでありました。


それはなぜか。


ひとつは、私なりに、私の理屈で苦悩に満ちた年頃だったから、もう戻れなくて大変結構という事もありますが、

結局のところ、私は自分が苦労したり苦悩したりして手にいれたものを、結構気に入っているのでしょう。もちろんそれは、世間一般で言う金銭的・社会的名誉ではありませんが…

月並みな言い方ですが、
人生は一度きりだからこそ素晴らしいのかも…知れません。


この間、家で片付けをしていたら、高校入学当時の写真付き学生証が出てきましたが、15歳の自分はあまりにもあどけない子供の顔をしていました。

すでに少女ではないipocoは、残念ながらあの頃のようにぴちぴちではありませんが、それでも思い起こしてみると多少は自分の頭で考える事ができる大人になったみたいです。

だったら、もう15歳にも25歳にも、戻れなくていいな。

我が人生に悔いなし。

今の所は。


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