結婚て、なんだろう。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。

今日は、会社であった女子っぽい話をします。


まずは、同僚の女子Aさん。
読書が好きな彼女が、本を貸してくれました。

普通の小説だと思って開いたら、四コマ漫画でした。四コマといっても、ひとつのテーマに沿って物語が進行して行くタイプの漫画です。

「結婚しなくていいですか」

というそのものズバリなタイトルの、三十代の未婚女性が主人公の漫画です。漫画家・益田ミリさんの作品です。

未婚女性の抱える不安や現実が、その絵のように素朴に描かれています。ドロドロ系作品ではない。

本を貸してくれた彼女も、三十代の入り口で未婚と、本の主人公に自分を重ねるところがあったようです。

彼女は、私に「結婚してる人にはわからないと思う」と前置きしてから貸してくれました。しかしながら、未婚の時期がない女性は存在しませんから、すでに結婚した私も漫画の主人公と同じことを考えたことがあり、理解できなくはありません。
でも、彼女にしてみれば、すでに結婚した私は「未婚の悩みを知らぬ別世界の人間」なのかも…と思いました。


次に、同僚の女子Bさん。

結婚願望の強い彼女は、「結婚したい」と口グセのように言っていましたが、一年ほど前に良い人が現れたらしく、最近になって「多分年内に結婚する」と教えてくれました。

おお、それはおめでたい。

さらに、「仕事は好きじゃないし、疲れたから辞めたい。結婚して、はやくのんびりしたいな。」と。

ふーむ、そうですか…

相手の方も彼女に専業主婦として家を任せたいと望んでいるなら意見は合致、これほど幸先の良いスタートはありません。

しかしながら、結婚は彼女に楽をするためのお膳立てをしてくれるものではないと思うけど、大丈夫なのかな…と思いました。

これから先の人生、彼女は彼と健やかなる時も病める時も、豊かな時も貧しい時も、一緒に生きるのです。
別にクリスチャンじゃなくても、その決意が必要な気がするのは私だけでしょうか。

病める時と貧しい時が一緒に押しかけてくる時だってあるかも…考えただけでも、これは辛そうだ。


ところで、過去に結婚式場を探したipocoは結婚式産業の生み出す、奇妙な世界に足を踏み入れたことがあります。

下見に行った会場で、私たちは無宗教で人前式にするから、キリスト教の神父さんは要りませんと言ったら、それなら割引はありませんと言われ、最終的に神父さんを呼ぶ場合の倍額近い見積もりになっていたことがあります。オプションを削ったら余計にお金がかかるなんて言われたのは、後にも先にもこの時位です。


結婚て、なんなのだろう。

書類上の便宜的な契約なのだろうか。
あるいは、もっと宗教的なものなのだろうか。

よくわからないけど、
もうした人も、これからする人も、それを継続するには努力と忍耐と思いやりが、絶対必要な気がする。




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