山田隆文の歯医者さん日記

 場所は、新潟の日本歯科大学です。
 新潟県内の三校の他に、富山と長野の学校も来ていました。
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 まあ、少し、そこまで出すのと言う星3つ問題もありましたが、思ったよりも素直な問題が多かったです。
 ちょっと、これまでと用語の使い方が変わっていましたが、明らかに違うものを除外して、冷静に読めば解けたかな……?
 みんな、受かるといいですね。
 では、どうすればいいのでしょうか?

 伝えることの目的です。

「教育」といいます。
 教育とは、教えることが目的ではありません。
 教育の教は、あくまでも形容詞です。
 目的は、育。
 つまり、育むことです。
 相手の知らないことを教えることで、相手の成長を促すことですね。

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 だから、自分の知ってることは何でも教えます。
 だって、次の世代が成長していくのを見るのは楽しいんです。

 子供の成長を喜ばない親が居ますか?

 教育だって、部下を育てることだって、みんな同じです。

 何度も書いてきました。
 ほんの何十年で、わたしたちの社会はどれくらい進歩したでしょうか?
 黒い電話は、お弁当箱のようなアナログ携帯電話になり、ポケットサイズになり、デジタル化され、今では、みんなスマートフォンです。
 ビルほどもあった真空管のコンピューターは、今や、持ち歩きサイズのタブレットです。

 次の世代は、必ず成長するんです。
 わたしたちが、何十年もかかって学んだことは、次の世代は、もっと少ない時間で学ぶことが出来ます。
 それを、止めることは出来ません。
 それとも、あなたは、それに抵抗しますか?

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 さあ、究極のテクニックです。
 それは、凧あげです。

 ここからが味噌になります。

 良い風が吹いているときには、どんどん糸を伸ばします。
 どんどん、高く上がっていきます。
 でも、風が舞っています。
 風が弱くなりました。
 あなたは、ちょっと糸を引き締めます。

 あなたが、伝えるときも同じですね。
 後輩が、スポンジの様に、知識や経験をどんどん吸収して成長している時期もあります。
 守破離の守の時期です。
 でも、破に来ました。
 これまで学んできたことが、通用しない事態に陥りました。
 あなたは、もう、通り過ぎてきた道です。
「こうすればいいよ」
「そっちは、あぶないよ」
 と言えば、簡単です。
 その方が、あなたにとっては楽です。
 でも、それでは、後輩は成長しません。
 危ないときには、誰かが助けてくれる。
 そんなことを学んでしまったら、怠けてしまいます。
 自分の力で解決策を見つけなければ、次のステップには進めません。
 だから、あなたは、はらはらしながらも(それとも、笑いながら)、後輩が躓いて、転んで、自分で立ち上がって、砂を払って、再び自分の足で歩き始めるのを、じっと、見ていなくてはなりません。
 やがて、離の時代が訪れます。
 後輩が、独り立ちしていくのを見守ります。
 でも、それって、うれしいことですよね。
 それが、エリクソンのアイデンティティの階段のステップ6と、ステップ7の極意なんです。

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 これで、まん丸。
 すべて、丸く収まります。

 明日は、歯科衛生士の国家試験です。
 3年前に入学したときには、「大丈夫か……」と思った学生さんたちも、みんな成長していきました。
 なんとか、進級して、卒業試験も受かって、国家試験まで辿り着きました。
 来週には、卒業式です。
 万感の思いで送り出します。
 そして、次の世代が育ってきます。
 その成長を見るのが、楽しいんですね!
 まあ、卒業してからも手のかかるやからが多いんですが(大爆笑!)……。

 さあ、それでは、凧あげのテクニックについて、学んでいきましょう。
 さあ、エリクソンのアイデンティティの階段も上がってきました。
 否が応でも、たとえ、すべてのアイテムを集めていようがいまいが、あなたは次のステップに進まなくてはなりません。
 第一段階の乳児期には、信頼を学びました。
 第二段階の乳児前期には、自立性を学びました。
 第三段階の乳児後期には、積極性を学びました。
 第四段階の児童期には、勤勉性を学びました。
 第五段階の青年期では、同一性をも学びました。
 つまり、「私は、こんな人間である」と言える。
 これまでの、両親や先生や先輩などの保護の元から、自分の足で踏み出していく準備期間です。
 でも、高校を卒業すれば、あるいは、専門学校や大学を卒業すれば、精神的な発達はどうあれ、社会に放り出されます。
 嫌でも、次の段階です。

 第六段階の初期成年期では、親密性を学びます。
 それって、何?
 あなたは、一人の社会人として、人と係わっていかなくてはなりません。
 第七段階の成年期では、自ら学んだものを、次の世代に伝えていかなくてはなりません。
 つまり、あなたには、
・後輩が出来ます。
・教師であれば、生徒が出来ます。
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 あら、もやもやですか……。

 でも、そのまま、部下が出来たらどうなるでしょう……。
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 あなたは、優越感を感じます。
 だって、あなたのほうが、知識も経験もあるんです。
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 あなたは、ついつい、言ってしまいます。
「どうして、こんなこともできないのよ!」
「誰が教えたの?」
「まったく、おまえは……」

 あれ、あなたが、新人の時に先輩から言われた言葉そのまんまですね。

 同じ事は、子供の時にもちゃんと学んできた筈なんですが、忘れてしまいました。
 たとえば、ゲームをします。
 先にクリアしたあなたは、ついつい、馬鹿にします。
「そこ、そこじゃないってば!こっちに、アイテムが……」
「え、まだ、5面クリアできないの!」
 本来は、幼稚園や小学校で学んで来たことを、忘れてしまいました。

 そのまま、アイテムを取り忘れて次の面に来ても、もちろん、やり方を知りません。

 すると、どんなことが起こるのでしょうか?

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 あなたは、あなたの知識と経験の中でしか、次の世代に伝えることが出来ません。
 でも、あなたも100%理解しているわけではありません。
 なので、次の世代に伝えることが出来るのは、その中の一部です。
 と、自分よりも小さい、自分のコピーができあがります。
 決して、自分を超える事はありません。
 そのコミュニティは、どんどん小さくなっていきます。
 そのコミュニティは、どんどん閉鎖的になっていきます。
 横溝正史の犬神家の一族や獄門島や八墓村みたいに、狭いコミュニティで、伝統という名の執着にがんじがらめになって、身動きが出来なくなります。

 もし、部下が自分を超えそうになると……。

 出る杭を打ってしまいます!
 村八分ってやつです。

 あれ、自分がやられてきたことじゃん!

 でも、それっていいの?

 それでは、困りますね。
 歯科衛生士国家試験の最後の追い込みが終了しました。
 最後は、顎模型や実際の器具を目の前に、「これは、何?」「どう使うの?」と、少人数で最終実地チェックです。
 これにて終了。
 明日は、土曜日なので、各自でお勉強。
 泣き出しそうな学生さんも。
 でも、落とすための試験ではありません。
 歯科衛生士としてやっていける知識がありますか?
 そんな試験です。
 97%以上が合格です。
 普通にやって、普通に答えれば大丈夫だからね!

 ちなみに、今年の歯科医師国家試験問題を全部やってみました。
 6割以上はとれました(卒後うん十年ですが)。
 さすがに、最近の統計の値とか、薬剤名とかは忘れていましたが……(汗)。

 土日は,新潟は雪模様。
 気をつけて試験会場に来てね!

 私も、差し入れもって、応援に行きます。
 この日曜日が歯科衛生士国家試験。
 現在、国家試験対策講義の真っ最中。
 明日は、土曜日なので、今日が3年生にとっては最後の授業。
 みんな、がんばって勉強をしています。
 今までは、わいわいと騒がしい教室だったのに、今は、し~~~~~んと、静まりかえって、みんな、必死で問題集や参考書にかじりつています。
 って、入学したときからやれよ(笑)って感じですが……。
 まあ、人間、切羽詰まらないと動かないのが常です。
 全員合格できるといいですね!
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 伊豆スカイラインからの夕日の相模湾。
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 同じく、富士山。
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 こちらでは、「雛の吊るし飾り」というのがあるそうです。
 その細工には、さまざまな願いが込められているそうです。
 河津来宮神社。
 来宮神社は、熱海にもありますが、こちらは、正式には、杉桙別命神社(すぎほこわけのみことじんじゃ)です。
 姫宮には、佐々原比咩命(ささはらひめのみこと)を主祭。
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 これが、文化財の杉桙別命神社の大クス。
 樹高約24m。
 幹周14m。
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 樹齢は、1000年以上と言われています。
 いやあ、素晴らしいです。
 まさに、トトロが出てきそうな、そんな風格があります。
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 神社には、他に、あと2本の大楠も。

 ちなみに、パワースポットだそうです。
 楠を回ると、願い事が叶うとか!
 今日は、東京マラソン。
 都内は、交通規制もあり、ごった返しています。
 ってことで、都内脱出を計りました。

 前回は、雪の温泉。
 では、南に。
 一度見たいと思っていましたが、なかなか機会もなかったので、伊豆の河津桜を見に行きました。
 今年は、まだかなり冷えていますので、いつもより遅いです。
 いつもは、満開なんですが、まだ、5部咲き。
 樹によってはまだ蕾でした。
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 でも、こんな感じ。
 河の土手の黄色い菜の花と、赤い桜の花のコントラストです。
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 アップ。 
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 こんな感じが、1キロほどに渡って続きます。
 左右には、沢山の出店が。
 もちろん人も!
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 ちょっと風が強かったのですが、太陽は暖かくぽかぽかでした。
 雪の新潟の人、ごめんなさいね。
 晴れ男です(笑)。
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 これが、早咲きの河津桜の原木だそうです。
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 こちらは、一番、早咲きの桜です。
 満開でした。
 その名も、河津正月桜!