辻希美 入院 | id120のブログ

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短耳種とかいるかもって思っても無理はあるまい。。

エルフでもないのにどこぞのハイエルフさんと同じような服を着こなすとは侮れん。今度機会があれば是非青く染めた皮鎧でもプレゼントしようか。

「ダークエルフは森を守る性格を持ちません。森に住むエルフにしても彼らは精霊の力を森に求め共存する者。中には湖や海、山に住む一族もあると聞きますな」

森鬼さんの長老の1人が答えてくれた。iwc パイロット

となるとダークエルフっていうと、洞窟とかに篭ってる連中なのかな。ダークというか穴倉エルフ?…クールなイメージが消し飛ぶ名前になるな。

「……ダークエルフというのは魔術の探求に走り精霊の加護を捨てた一族を指す言葉ですわ」

意外な所から解説が。澪だ。

へぇ澪から何かを教わるなんて初めてかも。

ダークエルフだから澪とも関わりがあるかもと思ったけど、魔術の探求云々だと期待薄だ。

「我ら森鬼は森を守る者。精霊とは関係なく森を管理し恵みを受け、広げる者。森守(もりもり)とも呼ばれている。なぜ貴方が森鬼という我らの正確な種族の名を知っているのかわからないが」

わからないが、と言いながら語りかけてくる別の長老さんは明らかに答えを求めていた。しかし、森守ね。最強剣士が待望したレーザーぶっ放すゴーレムじゃなくて本当に良かった。そっちだったら今頃僕が死んでるかも。

巴が教えてくれたって話しても大丈夫かね。あいつがどうして知っているかまではわからないけど、その時は巴を連れてくれば済むか。別に僕が考えなくてもいいや。

「上位竜種の蜃を知っていますか?縁あって彼女から貴方たちの存在を聞いたのです」

『!』

蜃の名は知っているようだ。動揺と驚きが僕らの囲む円卓から周囲へと伝達していくのがわかる。言っといて遅いけど、蜃って名前だして大丈夫かな。

「確かに、蜃様であれば我らの名前を知っていても不思議はございません。この果ての荒野において精霊の加護に依らぬ種族はあの方に少なからぬご恩がありますれば。ですがかの御方のお住まいは遥か南西。とてもヒューマンの貴方が到達できる場所ではありません。ヒューマンたちが絶野と名づけた拠点からでさえ、一月近い距離があるのです」

蜃様。面倒な予感。

「あー、それは話すと長くなるんですが」

というか正直面倒。略しちゃだめかな。でも巴のご恩ってのにも興味があるな。超長生きしてるせいか従者二人の能力や過去を僕は全部は把握できていないからな。

全部自己申告させると何日かかるかわからないから折を見て質問すれば問題ないとは思っている。iwc ビックパイロット

「結構。時間はございますとも」

長老さんは順番に話す決まりごとでもあるのかな。さっきから順番に順番に別々の人が話すんですけど。

やっぱ話すしかないのか。澪のことも話すか。災害チックなとこは伏せて。

こっちだと澪ってもう突発的な災害として扱われてるんだもん。撃退しても撃退しても世界のどっかに現れる防ぎようの無い存在。現象として扱われた吸血鬼かっての。

何だか最近、人よりも人外に事情を打ち明けることが多いなあ。……そういえば、ヒューマンには事情打ち明けた人いない。レンブラントさんともまだ商売以上の話はしてないや。

父さんと母さんの家が残ってるとしたらだけど、こっちに親戚もいることになるんだし、多分心から信じられる人はその内出来るさ。

「それでは…」

かいつまみながらオークとの交流やモンスター大発生による絶野の崩壊、蜃とのいざこざを説明していく僕。

この分だと、今日はここに一泊しないと駄目かなぁ。

はぁ。


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