いい大人がいい塩梅で創作活動している
そんな音楽チームID-ANsのあっこです
先日の韓国での多くのかたが亡くなられた事故
心よりお悔やみ申し上げます
私は大行列に並ぶとか
ぎゅうぎゅうなる鮨詰めイベントに参加するとか
正直言ってしまうと苦手です
若い頃からバンド活動など経験していた頃も
人が集まる熱気や
お客さんからパワーをいただけること
重々わかっていても
実際お客さんとして自分が参加するとなると
イベント会場や動員具合、状況によっては
躊躇して止めることも結構ありました
そのくらいイベントの楽しさ、盛大さの裏には
同じくらいの怖さが共存している場合も多いと思ってます
その一つのきっかけが
若い頃友達と見にいった花火大会
川縁向こうとこっちを挟んでの
盛大かつ関東では観覧人数の多いことで確か有名だった
=きっとお客さんは多いだろうことも予測できた
そんな大イベントでした
でも行って見てみたい気持ちが逸ったんでしょうねえ、当時は
最寄りの駅降りて
その時点で人は既に多かったですが
イベントも始まっていなくて
まだ鮨詰め状態にはなっていない時間帯
普通に歩ける状態でした
イベントが始まって
全行程観覧して
さあいざ帰りましょう
最寄り駅まで歩きましょう!になった途端
進めば進むほど歩きがままならず
されどどんどん背中を押されて強制前進されられてく感じで
徐々に強く圧迫されてく自分がいました
今鞄を手から離しても鞄は浮いているだろうなとか
私も既に浮いているんじゃなかろうかとか
ところで自分の左手はどこにいるんだ?とか
こういう時の痴漢って沢山潜んでいるんだろうかとか
平時考えもしないことを思い浮かべる状態
いや、今思い返せば
そんなくっだらないことでも考えていないと
圧死するんじゃないかと既に殺気が起きていたのかも
とにかく尋常じゃなかったあの花火大会
もちろんあちこちで浴衣姿の女の子たちが
そのぎゅうぎゅう状況にきゃー!とか喚いてて
本当この中誰か一人倒れたらマジで自分の命が危ぶまれると
徐々に誰もが自覚してったのかもしれませんけど
幸にして
最寄り駅まで超時間かけてなんとかたどり着いて
やっとどうにかぎゅうぎゅうが解けて身動き可能になって
多分ですけど最寄り駅避けて
その後またしばらく歩いたような記憶が・・・
あの経験が私には大きくて
あれから観客が多いだろう、きっと移動が大変だろうと
予測できそうなイベントへは
遠巻きでいいです
遠くからチラッと垣間見るだけでハッピーっす!
と、ついつい遠慮がちな自分がいます
楽しいイベントには私も参加したい
はっちゃけたい自分だって時にはいる
でも自分と同じ思いの
多くの人が結集することでパワー炸裂して
想像以上の危険となることも
もうないとは言い切れないよねえ・・・
と、自分の体験が自分の心身に問いかける
その怖かった自分に
今回だけ絶対は大丈夫!な〜んてポジティブメンタルの割合が
どうしてもマイナスメンタルに打ち勝てない場合は
今回は諦めるというよりは
今回は残念だけど遠慮しとこう
といった気持ちの切り替えに努めることも実際増えた
なーんだかハッピーイベントから逃げてる?
人生損してるねー!なんて思う気持ちもないじゃない
でもねえ、こればっかりは・・・ね
ひとまず昨日のハロウィン
日本での事故・事件は起きなかった様子ですかね
渋谷スクランブル交差点の中継ライブ
何度も見て確認したりして
私のようにただただ気になった方も
きっと多かったことでしょう
コロナ生活から〜の
ようやく自由に動けそうだぜっ!ってパワーマシマシで
ハロウィンに参加された方だって
きっといらっしゃるんじゃないでしょうか
ニュースを見てると
結構年配の方のご参加もいらっしゃって
おー!いいねー!って素直にワクワクさせてもらったりと
なーんだ、私も実は楽しみにしてたのかと
しばしハッピー気分お裾分け頂いたりして
心配ばかりで心を埋め尽くすまでには
なんとなくしたくないなって
この葛藤に後々凹みたくないなって
そういう気持ちもあったかもしれません
楽しいことは多い方がいいですが
その中にも安全でいるためのルール作りは
どうしても模索していかないと考慮することが
やはり既定路線となるのでしょうかね
事故が起きてからでは遅いですもんね
あぁ難しいな、何事も表裏一体ですもんね
数日間色々な思いでイベントをご覧になられた皆さん
心配された皆さん
お疲れ様でした
さあ11月です
徐々に寒くはなりますが
1日ってリスタートするにはいい機会だそうですから
私もあやかって頑張ろうと思います
今日の一曲
良いことも残念なことも
全てはあなたの大事な日々の出来事だよ
そんなことを歌っているような作品です
ID-ANs『雨にぬれた子』