半分。6 | 智つぼ。~ワタシの好きな大野くん、時々アラシ。

智つぼ。~ワタシの好きな大野くん、時々アラシ。

『えっ?!大野くんのそんなとこが好きなの?!』と周りから言われる、ワタシのツボや萌えポイントを、思いつくまま書いている智つぼ。(さとつぼ。)です。



...堕 ちたか。笑



男の体をベ ッドに降 ろし

男のナ カから自 身を引 き抜 いた。



...全 力で抱 いたの...初めてじゃね?笑



男をベッドに残 したまま

シャワーを浴 びに行 き 欲 を流 す。



そのまま浴槽にお湯を貯めながら

部屋に戻り冷蔵庫から水を取り出した。

ベッドの端に座り水をごくごくと飲む。



はぁ...旨ぇ。笑



水が旨いと思うなんて久しぶりだわ。笑



それにしても...コイツは何者なんだ。



女みたいな風 貌で男だし。

どう見ても...20歳前後のガ キだろ。



なのに...俺の 上で 腰 を振 るコイツの

乱 れた髪の隙 間から見えた瞳に...

思わず目を奪 われた。



コレがギャップってやつか?笑



その妖 艶な瞳に...

一 回持 ってかれちまったし。苦笑



まぁ...目が覚めたら聞けばいっか。



男を抱 き抱 えて風 呂場に連 れて行 く。

後処 理をして...それでも起きなかったから

抱 き抱 えて浴 槽に入 った。



放 った 熱 も綺 麗にしバスローブを着せて

ベッドに寝 かせた。



スースーと寝息を立てて眠る姿に...

さっきまでの妖 艶さは全くなかった。



コイツが起きるまで...俺も少し横になるか。



男の横に滑り込むと...

フワッ...と男の匂いが鼻を掠めた。

赤ん坊の匂いの様な...何かホッとする匂い。



何か....不思議なヤツ。笑



そのまま...男の目が覚めるまでと

俺も目を閉じた。




・*:.。.・*:.。.・*:.。・*:.。.・*:.。.・*:.。




...ん...。



ふと...意識が戻る。

あれ...何で俺...寝てるの?



瞼を開くと...見知らぬ天井が見えた。

...ここ...どこ?



隣に人の気配を感じゆっくり体を動かすと

知らない人が...眠っていた。



...誰...?



脳をフル回転させ記憶を探る。

昨日...俺はどこで何を...。



男の人が...寝返りをうつ。

その時...フワッと...男の人の匂いが

鼻を擽った。



...あ...この匂い...覚えてる...。



その時...一気に記憶がよみがえって来た。

俺...アイツらに...ク スリを盛 られて...。

それで...この人が...助けてくれた。



ク スリを抜く為に...

俺はこの人に...いっぱい抱 かれた。



...抱 かれて...嫌 じゃなかったのって...

初 めてかも...。



この人は一体誰なんだろう?

あのお店の人なんだろうか...。



ふと...シャツの裾が捲れてるのが

目に入って...思わず目を見開いた。



捲れたシャツの隙間から...刺青が...見えた。

気付かれない様にそっと

シャツを持ち上げて背中を見た。



この人...ヤクザ...なんだ...。



背中の見事な彫り物に...魅入ってしまう。

思わず...その背中に指で触れてしまった。



...ん...。



触れた事で男の人が身動いだ。

...けど...起きる気配はない。



そっとシャツを戻し

ゆっくりとベッドから降りる。

辺りを見回して...俺の鞄を見付けた。



鞄から携帯を取り出し時間を確認して...

焦った。



...早く...戻らなきゃ...。

じゃないと心配して...探しに来ちゃう...。



男の人を起こさない様に

静かに服を着替えた。



...助けてくれて...ありがとう...。



ベッドで眠る男の人にそう一言呟いて...

そっと部屋を出た。






To be continued.