備前焼ふうりん 〜短冊編:備中和紙 | [岡山]備前焼の里・伊部(いんべ)より/一陽窯(いちようがま)木村敦子

[岡山]備前焼の里・伊部(いんべ)より/一陽窯(いちようがま)木村敦子

  岡山県:伊部(いんべ)備前焼の里の中心地に店舗・工房を構える。JR赤穂線:伊部駅より北150m 旧山陽道沿い。
  登り窯・作業場 随時見学OK。ご案内希望の際はご予約くださいませ。ichiyougamaatsuko@gmail.com

備前焼の風鈴を作ろうと

思ったのは昨年の12月。
 
短冊を何にするのかで
イメージは決まると思った。
 
備前焼は土そのもの。
とてもシンプルな焼き物。
 
1000年の歴史があり
昔から製作方法が
ほとんどかわっていない。
 
備前焼に調和する素材として
思い浮かんだのは
 
〜手漉き和紙〜
 
便利な時代で
調べるのはクリックひとつ(笑)
 
岡山 手漉き和紙 でググる。
 
3件ヒットした中で
 
 
同じ備がつくだなんてね。
いい感じ。
 
失礼ながら、はじめて備中和紙を知った。
 
またまたクリック。
 
HPがシンプルで素敵。
お仕事を拝見しても
無駄のないデザイン。
 
和紙作りに取り組む姿勢に
このかたにお願いしたい。
 
先ずは工房にお伺いしてからと
3月あたまにアポイントを取り
 
一度、息子の骨折でタイミングを逃すも
月末のに都合をつけて時間を作ってもらった。
 
私の作りたかった
透かし模様の入った手漉き和紙。
 
軒に吊り下げたとき
光の加減で模様が透けて見える
 
わかるかわからないか
くらいの細工。
 
手仕事にしたら
とてもとても大変な作業。
 
骨の折れるようなお願いを
はじめて会っていきなりしていた。
 
お断りもできたでしょう。
 
でも、受けてくださった。
想いに共感いただけたかな。
 
備前にこられたことがなかったようなので
春の窯焚きに合わせて足を運んでいただき
登り窯の焚き口の前で透かしの模様を入れる
デザインの打ち合わせ。
 
作品を作るにあたりの話し合いでは
私の考えの未熟さに呆れられそうな発言も
受け入れていただき(定かでないけど(笑)
 
6月になってようやく
青海波の透かし模様入り手漉き和紙
完成いたしました。
優しい手触りです。
 
光があたることで
より魅力が溢れます。
 
一陽窯のふうりんには
この手漉き備中和紙を使いました。
 
 
一陽窯:備前焼ふうりんのお問い合わせ
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一陽窯の作品はロクロ成形ののち
登り窯で約10日間かけて焼いた作品。
ひとつひとつ表情が違う1点もの。
 
あなたにぴったりの作品と出会えますように
一陽窯へのお越しをお待ちしています。
 
備前焼について詳しく知りたい方は
こちら→陶友会HP
 
中国電力のCMに木村肇が出演しました!
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   備前焼窯元『一陽窯(いちようがま)』
岡山県備前市伊部670   
年中無休  営業時間:10:00~17:00 
ichiyougamaatsuko@gmail.com

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