いつもありがとうございます♡ 久々の更新はSSをお届けです。
こちらはネタバレなし、成立後蓮キョ・ほのぼの。
お楽しみいただけたら嬉しいです。
■ 背中あわせにLove ■
顔を見られるのが恥ずかしくて
じっと見つめられることに耐えられなくて
立てた右ひざに右腕を預けてラグに座り込んでいる敦賀さんの背中側に回り込んだ。
真似てラグにしゃがみ込み、私自身は両膝を立てて
大きな背中に背中を預ける。
・・・わ、背中があったかい・・・・・。
敦賀さんは敢えて何も言わずに黙ってそれを受け入れてくれていて
敦賀さんの温もりを実感しながら私は
安心感から更に上半身の力を抜いて、敦賀さんに寄りかかった。
背中の感触はとても心地が良くて
ゴツゴツした所は一切なく
そればかりか適度な弾力が自分の背中にフィットしている。
どうしてかしら。
もしかして鍛えられた筋肉だから?
・・・ということは
敦賀さんの立場で言えば
あまり心地いい状態ではないのかも・・・・?
だって私、少しも鍛えてなんかいないし。
「 ・・・・・っ・・・敦賀さん? 」
「 ん? 」
「 いま私、信じられないくらい座り心地がいいんですけど、敦賀さんはどうですか?重いとか、痛いとか、居心地悪いとかあります? 」
恐る恐るそう尋ねたら
顎を上げたのだろう敦賀さんの後頭部が私の頭に落ちてきて
重さを感じて私もまた顎を上げたら
柔らかな敦賀さんの髪の毛が私の額をくすぐった。
「 ・・・そうだな。いま俺、君の体温を背中で感じているんだけど 」
「 はい 」
「 それだけで、幸せな気持ちが満ちて来るよ 」
穏やかに響く低い声。
実感の伴ったそのセリフに私の胸がつまってしまって
急に言葉が出てこなくなってしまった。
照れくさいより何よりただ嬉しい・・・。
予想していなかった答えだったから、余計に。
「 ・・・・・っっ・・・ 」
私もです、敦賀さん
って、声に出したかったけれど
そんな正直な気持ちを言葉にしたら
涙があふれてしまいそうで
敦賀さんの頭が変わらず私の頭に乗っかった状態で
背中越しではあるけれど、私は敦賀さんの背中にしがみつくつもりでさらにギューッと
自分の背中を敦賀さんの背中に押し付けた。
E N D
実はこんな感じの夢を見ました。
成立後なのにキョーコちゃんが敦賀さん呼びなのはなんでだろう?って我ながら考えちゃいましたがw
それで出た答え。何に使えるのかは想像できないけれど、CM撮影のワンシーンなどいかがでしょう。身悶えるほど可愛いくないですか。ふふ♡(〃∇〃)
⇒背中あわせのLove・拍手
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