ご訪問ありがとうございます、一葉です(。-人-。)
「ついで」って何だよ…と突っ込まれた方がいらっしゃったかもしれませんが(笑)、タイトル引用しただけで中身が繋がっておりませんので「ついで」にしてみました。
実は先日お届けした「バレンタイン狂想曲」を読んで下さった某様から、拍手コメントにてある疑問をお寄せいただきまして、それを拝読した途端、私の頭の中にポワン…と妄想が浮かんだのですよ。
…で、一葉にしては珍しく、メモも下書きも一切せずに一発入力でお届けしようとしたのですが、いつもしない事をしたせいなのか、記事内の編集タグがなにやらおかしなことになっていて。
試行錯誤したのですが結局直すのを諦め別記事に初めから入力したので時間がかかってこのようなタイミングに…。
ちなみに頂いた疑問とは、『原作でキョコちゃんからVDチョコを貰ったら蓮さまはどうするのか?』 というもの。
浮かんだ内容は決して原作沿いではありませんが、お愉しみ頂けたら嬉しいです。
ちなみにコメントを頂いた原作沿いのお話はこちらです⇒バレンタイン狂想曲<前編・後編>
■ バレンタイン狂想曲 ◇ついで ■
呪いのように一つのセリフがこだまする。
『 じゃあお前、今回キョーコちゃんがチョコくれたらどうすんの? 』
以前、社さんから聞かれたことだ。
結局俺はこの質問に答えなかった。
『 でもキョーコちゃんが手作りチョコを作ることにしてようがしてまいが関係ないか。
どっちみち食べないんだから、お前は 』
社さんは厭味たらたら腕組みしながらそう言ったけど。
少なくとも今はもう、既製品のチョコだろうが手作りだろうがあの子からのバレンタインプレゼントを俺が食べない訳が無い。
当然、喜んで受け取るよ。
――――――― そうだな。どんな風に受け取ろう……。
ふとそんな想像が頭をもたげた。
もし今年
最上さんが俺のためにバレンタインプレゼントを用意してくれていたら…。
それがチョコレートだったら嬉しいな、と思うんだ。
もちろんそれがチョコじゃなくても受け取るよ?
去年もらったのはワインゼリー。特別感があってそれはそれで嬉しかった。
だけど俺だけがあの子の手作りチョコを食べる機会がなかったから。
今年はチョコレートだったら嬉しいと思うんだ。それが手作りならなおのこと。
※ここより蓮くんの妄想です※
「 敦賀さん、あの…これ。バレンタイン…なんですけど… 」
そう言って、最上さんは笑顔を浮かべながら
けれどどこか俺の顔色を窺うように、用意してくれたそれを差し出してくれるのかな。
去年、俺の楽屋でワインゼリーをくれた時のように。
頬をほんのり赤らめて
上目づかいで俺を見上げて…。
「 すみません。チョコレートは迷惑になるかと思ったのですけど、今年は現場が一緒ではありませんからいつお渡しできるのかが分かりませんでしたので… 」
「 うん、ありがとう。君の心遣いとその気持ちが嬉しいよ 」
俺がこう言ったら、きっと君はホッとした顔になって、愛らしく微笑むのだろうね。
そしてそんな君を見たら、俺はきっと我慢なんて出来なくなるに違いない。
「 最上さん。これ、俺が君の本命ってことで受け取っていいってことだよね? 」
「 へ? 」
「 君も知ってるんだろう?某有名チョコレートメーカーが、義理チョコはやめようって打ち出した広告を。あれ、俺も賛成なんだ。だからこれ、君から俺への愛の告白として受け止めようと思う。いいよな?問題ないよな? 」
「 問題あります!それは日頃からお世話になっている感謝の気持ちであって… 」
「 感謝?それはそれで嬉しいけどね。でも俺はそれ以上が欲しい。……ね、最上さん。それはもらえないのかな。俺、図々しいこと君に言ってる? 」
言いながら、少しずつあの子へとにじり寄り
壁に追い込むのはきっと造作もないこと。
神々しく笑顔を浮かべて
有無を言わさず俺と壁の間に挟んであげればきっとあの子は逃げる気さえ起こせない。
「 ……っ……敦賀さんっ… 」
「 実際、こうしてチョコレートを用意してくれたってことは、君は俺を憎からず思ってくれているってことだろ? 」
「 そりゃ、脅されたり弱みを握られたりしない限り、嫌いな人のためにわざわざ手作りチョコを用意するなんてしませんから。でも… 」 ←蓮くんの中では手作りチョコ決定。
「 うん、そうだよな。それを聞いて益々嬉しくなったよ、俺。
そうだ、お礼をしないと。最上さん、これ、どのぐらい入っているのか教えてもらっていい? 」
「 どのぐらい?って??? 」
「 何個ぐらい入ってる? 」
「 は…すみません、数まではさすがに数えていないです。あの……どうでもいいですけど敦賀さん、ちょっとだけ離れて頂けますか? 」
「 そうか。数えきれないほど愛を詰めてくれたんだ。じゃあそれは楽しみにとっておくことにしようか♡ 」
「 え?何の話?? 」
「 ほら、去年ね、美味しかったよってお礼したのを君も覚えているだろう? 」
「 ……っ…!!! 」
「 ワインゼリーはすぐ食べ終わってしまったから、あのとき限りのお礼になっちゃったけどね。でもこれは数ありそうだから。食べるごとに感謝を込めて君にお礼をさせてもらうことにするから。チョコの数だけ 」
「 にょえっ!?いえ、そんなお気遣いは無用で…… 」
「 君こそ遠慮は不要だよ。むしろ受け取って貰えないと俺が困るよ。本命チョコのお礼なんだし。そうだ、チョコを食べるごとに証拠の動画を撮影しておこうか?その方が君もきっちり判って良いだろう? 」
「 きっちりって…。いえ、そんなこと 」
「 うん、そうしよう。それで、全部食べ終わった時に俺から君へとびきり大きなお礼をあげると約束するから。覚えておくんだよ? 」
「 おおおおおお大きなお礼???ですか??? 」
「 そう。大きなお礼 」
きっとあの子はひどく戸惑うだろうけれど、そんなことはどうでもいいんだ。
俺が押し切ってしまえば!! ←笑
「 ……日本のバレンタインはもどかしいよな。でも嫌いじゃないよ。
女の子が、好きな男にチョコを贈るってやり方自体は…… 」
だからもし今年最上さんが俺にチョコをくれたら
強気で攻めてみようと思うんだ。
「 いくらだって囁いてあげるよ。俺は君を愛してるって…… 」
俺の応えは決まってる。
最上さんが俺にチョコをくれたら
俺は俺を君にあげる。
E N D
え?蓮くんがキョーコちゃんを頂くの間違いでしょ♡
そんな訳で、蓮くんがもしキョーコちゃんからバレンタインチョコを貰ったら、攻め攻め蓮くんに変身する…に私は一票を投じます♪
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