一葉です。(//⌒∇⌒//)ゞ
少々破廉恥からだいぶ破廉恥に移行してしまった現代パラレル蓮キョの後編をお届け致します。
お楽しみ頂けたら嬉しいです。
前編はこちら⇒続・きみと習練◇前編
■ 続・きみと習練 ◇後編 ■
「 …っ!!なにす…? 」
「 敦賀さん!!! 」
「 はいっ?! 」
「 そんなの……私じゃなくても敦賀さんのソコはそうなるんです!! 」
「 え? 」
もう一度裸になれだなんて破廉恥すぎる!
キョーコの羞恥心は爆発寸前だった。
それでも何とか持ちこたえることが出来たのは、目の前にいるこの人が本当に何も知らなそうだと思えたから。
カバンからタブレットを抜き出したキョーコは少し待っていて下さいと蓮に告げ、ネット通販のショップを開いてAVコーナーの棚を画面に表示させると意を決してそれを蓮に差し出した。
「 え?なに、これ? 」
「 いわゆる……男の人のソレ……を、元気に出来る動画です。見たことないですか? 」
「 知らない!!そんなトレーニングビデオがあったなんて初めて知った!しかもこんなにたくさん?どれ?!最上さん、どれがお勧め? 」
「 しっ…知らないですよ!私だって見た事ないんですから! 」
「 あ、そっか…。そりゃそうだよな。君は鍛える必要ないもんな。これ、男にしかついていないものだし… 」
「 とっ…とにかく、好きな物を視聴してみてください。そしたら私じゃなくても敦賀さんのソコが元気になるって判りますから 」
「 え?本当に? 」
「 ……はい 」
半信半疑ながらキョーコの指示に従い蓮は画面にあった或る一点を選んだ。
映し出されたそれを蓮は凝視し、キョーコは恥ずかしくなって顔を逸らすが蓮がそれを赦さなかった。
蓮が選んだ内容は、隣人同士のソレだった。
届いた宅配荷物を預かってもらっていた隣人が、荷物を引き取るために隣人の家を訪ね、話をしているうちに意気投合し、徐々に妙な雰囲気に至って男女の仲に突入してゆく…という流れ。
男性がせわしく女性の身体をまさぐり、少しずつ露わになってゆく女性の肢体。
確かにそれを見ている間に蓮の急所は再び興奮度を高めてみせたが、やはりキョーコのそれを見たときとは段違いの勢いだった。
画面の中で女性に絡みつく男自身も徐々に自分の衣服を脱いでゆき、とうとう合体…という場面まで来たとき最大の問題が浮上した。
「 最上さん、大変!! 」
「 はい? 」
「 これ、グチャグチャになって見えない場所がある!もしかしたら壊れているんじゃないかな?! 」
蓮からの思いがけないセリフに恥ずかしながら恐る恐る画面を覗き込んだキョーコは、蓮の言葉をすぐ理解した。
「 あ、いえ。これはモザイクってやつで… 」
「 モザイク?これだよ?この、明らかに男の急所と思われる箇所をグチャグチャにしている奴だよ!? 」
「 そ……です… 」
「 なんでこんなのが?!これは何となく判るからいいよ?でも、どうしてここも見えないんだ!?
ほら、よく見て、最上さん!!いまこの男性が顔を埋めている場所!この女性の股の部分も下着を脱いだ途端にグチャグチャになったんだ! 」
「 うきゃあっ!!…そ…それは…… 」
「 あ!今度は急所が女性の股に接近していく!!ひょっとしてこれからココのトレーニングが始まるってこと?けど、肝心な部分が何も見えない!!何なんだ!!
最上さん!どうにか出来ないのかな、このモザイクってやつ! 」
「 なっ…なりません。そこは見せてはいけない部分なのでそういう風になっているんです! 」
「 み……見せてはいけないって…。じゃあ結局なにをしているのかハッキリは判らないってことじゃないか!!ああ、もう、何をしているんだ、この腰の動きっ!!
くそっ、見せてくれてもいいだろう、減るもんじゃなし!!! だから隣人さんと秘密のなんちゃらってタイトルなのか?! 」
この瞬間、蓮は思わず激昂。両手に思いきり力を込めた。すると無情にもタブレットは真っ二つ。
おかげで蓮は冷静さを取り戻し、キョーコは目を見開いて大声を張り上げた。
「 あ…… 」
「 ああぁぁぁっっ!!!何してくれちゃってるんですか、敦賀さん!! 」
「 ごめん。折れちゃった。もしかして見られなくなった? 」
「 真っ二つになっちゃったのに見られる訳ないじゃないですかぁぁぁ!!!うえぇぇん。まだ買って半年も経っていないのにぃぃぃ!!! 」
「 そうか。もうちょっとだけどんなトレーニングになったのか見たかったけど…。
最上さん、ごめんね?それ弁償するよ。…って言ってもいまはお金がないから大会で優勝出来たらその賞金で弁償ってことになるけど… 」
「 ……うっ… 」
「 あの、本当にごめんね?せっかく親身になってくれたのに、俺、なんて言ったらいいか… 」
「 ……いいです。協力するって言ったのは私ですから。でも!!弁償はちゃんとして下さいね?! 」
「 うん、する!絶対。約束する!! 」
タブレットが壊されたことは予想外だったけれど、取り敢えず質問が止んだのはキョーコにとっては安らぎ。
ホッと胸を撫でおろしたキョーコは現在時刻を確認するとベッドへ移動し腰を下ろした。
「 …取り敢えず、もうだいぶ遅い時間ですし私は寝ますね。敦賀さんは…良ければあのロフトを使って下さい。じゃ、お休みなさい 」
「 うん、ありがとう。でもその前に最上さん… 」
「 はい? 」
「 さっき君、君じゃなくても俺のココは固くなるって言ったけど、やっぱり最上さんのが一番だったんだ 」
「 は??? 」
「 俺、君のがいい。寝る前にもう一度だけ服を脱いでもらえないかな?それで、トレーニングビデオでは見せてもらえなかったココも見せてもらえたら嬉しいんだけど… 」
「 !?っ$%☆#&☆っ!! 」
横になろうとしたキョーコをさりげなくベッドに押し倒し、ココ…と言いながら蓮が素早く手をすり寄せた場所はもちろんキョーコの秘所。
さすさすと形をなぞった蓮の手は決していやらしくはなかったのだが、純情乙女にはかなりハイレベルな接触だった。
「 ……ね、見せて?最上さん 」
「 っっっ!!!!破廉恥ですぅぅぅぅ!!!!! 」
「 は…廉恥??? 」
「 そんなのっ!!!付き合ってもいない人に見せるなんて出来る訳ないでしょぉぉぉ!!! 」
「 エ…。じゃあ俺と付き合おう?それならいいよね?最上さん 」
「 なっ…そんな、好きでもない人と付き合うなんて出来ないです!!! 」
「 そか。じゃあ俺を好きになって。出来ればなるべく早く!!ちなみに俺、最上さんが好きだよ。初めて会った時から可愛いって思ってた 」
「 か……軽すぎて信じられません!! 」
「 分かった。君に信じてもらえればいいんだね♡ 」
「 っっ…トレーニングに挑むような顔で言わないで下さい!! 」
「 違う。それより俺は真剣だよ。最上さん以外の女性なんて絶対ダメだ。さっきのでそれは証明された。
君も見ただろう?俺のココ、君以外ではあんなにバンプアップしないって 」
「 ……っっっっ!!! 」
その後、どれぐらいの期間を経たのかは不明だが
少なくとも蓮がボディービルダー選手権で優勝したとき
甘いマスクを持つ男は無事にキョーコの彼氏に就任していた。
♡ E N D ♡
「 敦賀さん、おめでとうございます! 」
「 ありがとうございます 」
「 いやぁ、本当に立派な身体に仕上げましたねぇ。優勝の喜びコメントを頂いても宜しいですか? 」
「 はい。俺が優勝できたのは立派なトレーニングコーチでもある彼女のおかげです♡ 愛してるよ、キョーコ 」
…とか言っていたら本気でウケル(笑)
お付き合い頂きまして有難うございました。
これ以上は続きませんよ♡ たぶん…
■ おまけ ■
キョーコの部屋に散乱していた、おそらくストーカーが散らかして行ったのだろう衣服をキョーコはゴミ袋に突っ込んでいた。
勿体ないとはもちろん思ったけれど、何をされたかも判らない服だから、洗濯したところできっと自分は着ないだろうと考えたのだ。
キョーコの部屋に泊まり込んだ翌日の朝。
キョーコの部屋の片隅にある、ぷっくり膨れたごみ袋に蓮が気付いた。
「 あれ?最上さん、あの袋はなに? 」
「 あ…。部屋に散乱していた服です。さすがに着るのは気持ち悪いですから、燃えるごみの日に捨ててしまおうと思って… 」
「 ……そうなんだ。捨てるんだ。ずいぶん沢山散らかっていたよな。上も下も関係なく… 」
「 はい 」
「 そうか。捨てるのか。…………………っ?!……だったら最上さん! 」
「 はい? 」
「 あの中にある君の下着、俺が貰ってもいい?新しい下着は俺が買ってあげるから 」
「 はいっ?! 」
「 いま想像しただけでなんか行けそうな気がしたんだ。君が居ない時の君の変わりとしてそれをトレーニングに使おうかなって思った! 」
「 だっ……ダメに決まってますっっっ!!!! 」
「 エ…。じゃあ、俺が望んだ時にいつでも服を脱いでくれる?言ってくれたよね?協力するって 」
「 …にゃふううううっっ!!!! 」
蓮のお願い、エンドレス(笑)
これでどうやって付き合えるようになるんだろ…。
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