SS 続・きみと習練 ◇前編 | 有限実践組-skipbeat-

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こちらは蓮キョ中心、スキビの二次創作ブログです。


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 一葉です。いつも有難うございますо(ж>▽<)y ☆

 本日はこちらのお話をお届け致します。ピンと来た方もいらっしゃるでしょう、ブログ開設記念でマリモ様へ捧げました一葉作、きみと習練【前編後編】の続きです。



 この破廉恥極まりない現代パラレル蓮キョに多くの方から面白かったと感想を頂き、ついでに図らずも申し合わせたように返信不要ですと言って拍手コメントを下さった複数名のお嬢様方から続きが読みたいとおねだりまでされてしまって、一葉、調子こいて続きを執筆してみたりしました。


 このあと二人がどんな習練をしたのかは

 二人だけの秘密です♡…にしたくせに、あの続きを表アップ(笑)


 もちろん耐え得る内容(だと思いますの)で堂々とお届けいたします。

 ただ、続編はさらに破廉恥な内容となっておりますのであしからずご了承の上お進みください。


 お楽しみ頂けたら嬉しいです。


■ 続・きみと習練 ◇前編 ■





 最上キョーコは悩んだ。



「 最上さん!なぜか判らないけど君を見ているだけで俺のココが固くなるんだ。実は俺、ココを鍛えたいと前から思っていて…。だからどうか、君に協力して欲しい!! 」



 さっぱりとしたお風呂上り。

 背中を向けていたはずの敦賀さんはなぜかこちらを見ていた。


 無防備にもすっぽんぽんな自分の裸を凝視している彼と目が合い、キョーコの視界に飛び込んだのは、蓮がココと言って指さした彼の股間でそそり立つ、服から顔を覗かせていたニョッキリ棒。



 内心、にょほうっ!!!…とかなり派手に驚きつつも羞恥心が伸ばした手で何とかバスタオルを掴むことに成功したキョーコは、手早く自分の前を隠しながらしどろもどろに口を開いた。



「 き……協力って…それが固くなっちゃったのはたぶん、女性の裸に反応したからじゃないかと… 」


「 君にはこの理由が分かるのか?だったら益々協力して欲しい!どうか俺を指導してくれないか? 」



 お辞儀をしようとしたのか。

 そこですっくと立ちあがった敦賀さんは鍛え上げた立派な体躯に似合わず足をもつれさせると濡れたままの自分の体を抱き締めた。


 てっきりすぐ離れてくれると思ったのに彼は自分をギュッと抱きしめ更に続けた。



「 ほら!判る?俺のこれ、いま凄く固いだろう?こんなこと初めてなんだ! 」



 正直キョーコの脳内はプチパニック。

 自分だっていま色々なことが初遭遇です…と告白できれば良かったのだろうが、そんなセリフが思いつかないほどキョーコは戸惑い更にどもった。



「 あうっ…あうっ…あのっ!!!そんなことおっしゃられても、私だってソレを見るのは生まれて初めてで…。なのに教えるなんてそんなこと…… 」



 そもそも、本来だったらドン引きするだろうこの申し出をキョーコが真剣に受けて止めていたのは、彼が口にしているそのお願いが本心から来ていることを理解していたから。


 引っ越しのあいさつ回りをしたとき、隣人の敦賀蓮という人がボディービルダーであることは本人から聞いていたし、彼がとても真剣にそれに打ち込んでいるのだろうことをキョーコは何となく察していた。



「 え?引っ越してきたの?ウチの隣に? 」


「 はい。よろしくお願いします! 」


「 ……今の時期に引っ越しって凄く珍しいと思うけど、何か理由があるんだよね?なんで? 」


「 …えっと……実はストーカーから逃げるためなんです。

 なんて、冗談ですよ!!大丈夫です。ご迷惑はおかけしませんから… 」



 厄介な女が越してきた…と思われたくなくてつい軽口にすり替えたが、キョーコがエヘヘと笑って頭を掻くと、ゆるく握った右手を口元に運んだ隣人は少し神妙な顔つきになった。



「 そう。でも、ご迷惑…をかけるのはもしかしたら俺の方かも 」


「 え? 」


「 ごめん。実はもうすぐボディービル選手権があって、俺、夜でも結構トレーニングをするんだ。もしかしたら音が響いて迷惑をかける事があるかも知れない。なるべく気を付けるけど… 」


「 トレーニング? 」


「 そう。玄関からでも見えると思うけど、トレーニングの道具で音がする奴があるから… 」


「 わ……すごい!マシンがいっぱい!! 」



 男の人の部屋なんて初めて見たけど、本人が言う通り部屋の中にはたくさんのトレーニングマシンが所狭しと置かれていて、日々体を鍛えているんだ…と爽やかに笑った隣人をキョーコはとても魅力的な男の人だと思った。


 だから、ココを鍛えたい…と言ったこの人の言葉は本心なのだろうと判る。

 だけどキョーコだって決して戸惑っていない訳ではないのだ。



「 そんなこと言わないで協力してくれないか?きっとこれは君にしか出来ないことだと俺は思うんだ 」


「 そんな…そんな、敦賀さんみたいな人にそんな真剣な顔で言われちゃったら…… 」


「 じゃあ協力してくれるんだね?ありがとう!! 」



 自分が協力出来るならそうさせてもらいたい…とは思う。

 なによりストーカーから守ってくれて、これからもそうするからと当たり前の様に言ってくれたこの人のお願いなのだから


 でも、男性と付き合ったことすらない自分がソコを鍛えるために指導するなんてハードルが高すぎる。自分には到底できないとも思った。



「 協力…あうっ……う…あの、その前にっ!!どうか服を着させてください~!!! 」




 風呂上がりの濡れた身体を拭き終え、ようやく部屋着を着たキョーコは顔を真っ赤に染めながら蓮の前で正座した。


 実はキョーコの裸を見てバンプアップした蓮の急所はキョーコの身体が見えなくなると心なしか勢いを失くしてしまったのだ。

 いち早くその異変に気付いた当の本人が、服を着ようとするキョーコのそれを断固反対したのだが、もちろんキョーコも必死だった。


 協力しますから!!と何度も蓮に言い聞かせ、やっと服を着ることが出来たキョーコが着用にかかった時間はなんと30分。本当に死に物狂いだった。



「 ……最上さん。やっぱり服、着ないとダメだった? 」


「 ダメに決まってます!! 」


「 でも、君が完璧に服を着てしまったら俺のココ…さらに元気がなくなっちゃったんだけど… 」


「 私のせいにしないで下さい!!だっ…だいたい、敦賀さんはそこをどんな風に鍛えたいんですか?! 」


「 どんなって、理想はやっぱりずっと堅硬さを保ってくれたらと思っているんだけど 」


「 ずっと?…それはあの……男の人的にはつらいんじゃないですか?その…ずっと勃ったままだと… 」


「 ん?そうかな?けどここって本来、筋肉が無い場所だから。フニャフニャしていたら鍛えるなんて出来ないだろう?だからと思ったんだけど……違う? 」


「 ……えっと… 」



 そもそも!!筋肉が無い場所に筋肉を付けることは本当に可能なのだろうか?

 それは干上がった川に水を流すのとは訳が違うような気がする。


 それに、やっぱり勃ちっぱなしではつらいのではないだろうかと想像してしまうのだが…。少なくとも本人がそれを望んでいるのだ。キョーコがそれを考えても仕方ない気もした。



「 ね、最上さん 」


「 はい? 」


「 あのさ…やっぱりもう一度服を脱いでもらったらダメ?君の裸を見たときみたいな固さが欲しいんだ。君からの指導を仰ぐ前に…… 」


「 ……っ!!!! 」


 それまで健気に蓮の相手をしていたさすがのキョーコも限界だったのだろう。

 せっかく着た部屋着を脱がそうと伸びて来た蓮の手を、キョーコは思いきりひっぱたいた。






 ⇒後編へ続く♡


ちなみにどなたも突っ込んだ方がいらっしゃらなかったのですが、習練とは、繰り返し習って身に付けることを言います。


同じ読みで「修練」または「修錬」がありますが、こちらは精神や技術などを磨き鍛えることを言います♡


タイトルを付けるとき、キョーコちゃんとならやっぱり習練かなって思って♡(〃∇〃)



⇒続・きみと習練◇前編・拍手

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