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こちらは蓮キョ中心、スキビの二次創作ブログです。


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 お元気ですかぁ、一葉でっす!!о(ж>▽<)y ☆


 えー…USBの不具合を受けまして、『連載の更新は』 とどまらざるを得ない状況なのですが、よもやお忘れではありますまい。

 一葉には短編更新という手もあるのです~(笑)ふはははは


 きっとこんな事をしている間にUSBもキレイさっぱりになって戻って来てくれることでしょう♪ ←基本、前向き人生。おおっ

 修理代は幾らだろう…。今回に限り3万越えても支払うつもりでいるけれども…。今週末にでもバックアップ用のUSBは購入してくるつもりです。


 さて本日お届け致しますのは夏仕様の両片想い蓮キョ!!

 ちなみに今までタイトルが被らないようにエクセル管理していたのですが、その一覧も無くなってしまって別の意味でちょっと辛いです。

 バックアップ、本当に大切ですよね。しみじみ。



 取り敢えず気を取り直し、こちらで少しでもお楽しみいただけたら嬉しいです。進みも戻りもしない上にかなり短めなお話ですが。


■ 可愛いひと ■





 真夏の陽射しは宥恕なく暑く

 真昼の熱気は半端なく高い。



 額から首から背中から、とにかく容赦なく汗が流れ、涼を取ろうと少しの日陰で足を止めた。


 吹き抜けてゆく一陣の風の心地よさに抵抗なく瞼を閉じたそのとき、車が私の目の前で止まったのだろう音が聞こえて、続けざまに耳に届いた声の主に向かって私は驚嘆の声を上げた。



「 最上さん、偶然だね。もしかしたらこの先のテレビ局が目的地? 」


「 ふえっ?敦賀さん?! 」


「 それともどこか違う場所に行く予定だった? 」


「 いえ、違わないです。この先のテレビ局ですけど 」


「 じゃ、乗って!目的地、俺と一緒だから 」


「 うえっ?でももうすぐ… 」


「 いいから、ほら、早く! 」



 外が余りにも暑かったこともあって私は敦賀さんからのそのお誘いを一蹴することもできず


 図々しくも入り込んだ車内は個室ならではの涼しさで

 その居心地の良さに私は感激の声を上げた。



「 ひゃあぁぁ~~~……すっごい涼しい~~生き返るぅぅぅ~~ 」


「 ぷっ。……だろ?今日、最高気温更新みたいだからね 」


「 ひえぇっ、やっぱりそうなんですか?もぉ本当に酷い暑さだったんですよ。風があるだけまだマシなのかもですけど。あ~~~~。すっごい涼しい~~♪敦賀さん、お招きいただきまして有難うございます 」


「 なんか、嬉しいな。そんなに喜ばれると。どう?何だったらこのままずっと助手席にいてくれてもいいよ? 」


「 え?えへへ。そうしたいのはやまやまですが、なにぶん私はこれからお仕事ですので~ 」



 夏の陽射しがとにかく強いからだろう。

 敦賀さんはサングラスをかけていた。


 いつもとは全然違う雰囲気だけどそんな姿もカッコ良くて、お芝居の時とは違う、素の敦賀さんに出逢えて嬉しいなって思った。



 テレビ局はもうすぐそこだったから、本当は同乗させていただいてもすぐ着いてしまう程度の距離しかなかった。

 だから駐車場の入り口看板が見えてすぐ、敦賀さんが慣れた手つきでハンドルを切ったのを、私はもう少しだけでいいから乗っていたかったな…と考えた。



 駐車場に入るための高架下に差し掛かり、赤信号で一旦停止。

 日陰に入ったことで太陽光が遮断され、エアコンの空気が更に涼しさを増した中、敦賀さんは不思議そうに小首を傾げてフロント越しに空を見上げた。



「 どうかしたんですか?敦賀さん 」


「 いや…なんか急に暗くなったなって思って。もしかしたらあんまり暑いから夕立ちとか、ゲリラ豪雨とか?急に来るのかなって思って… 」


「 へ?! 」



 そのとき、私は

 それは敦賀さんの素なのか、天然なのか、それとも私を試そうとしているのか


 はてどれなんだろうと考えた。


 考えたけれど

 取り敢えずそのままを言ってみた。



「 えっと…それはたぶん、敦賀さんが今サングラスをしているから暗く感じるのでは? 」


「 うん? 」


「 だって空は晴れたままですよ。でもこの車はいまちょうど高架下の日陰に入ってしまったので… 」


「 !!!…あっ!……あぁ、ほんとだ!!…うわ、恥ず… 」


「 …っっ…いやだ、ツボった!!!あははははは… 」


「 くっ…青信号……行くよっ… 」


「 はいっ 」



 気恥ずかしそうに頬を染め、車を発進させた敦賀さんの横顔は今までに見たことの無いそれで



「 つ…敦賀さん…天然……っっ…天然ボケだったんですね、いまのっ……!!かわいいっ、うふふふふ 」


「 天然ボケじゃない!あるだろう、そういうことって誰だって 」


「 はい!ある!!あると思います。暑いとそうなりますよねっ。良かったです。敦賀さん、やっぱり人間だったって知れて 」


「 君は、俺をいったい何だと思っていたんだ 」



 肩を震わせて思いっきり笑った私を、ハンドルを切りながら敦賀さんは複雑そうな表情を浮かべて横目でじとりと視線を投げたけれど



 私はこの上もなく幸せを噛みしめながら自分のお腹を両手で抱えてなおも笑い転げた。



「 だっ、だって…敦賀さんは、私にとって演技の神様ですから。その神…神様が天然ボケっっっ 」



 私が大尊敬する演技の神様、敦賀さんは

 いつもはすごくカッコいい人だけど



 この日、本当に久しぶりに

 私は可愛い敦賀さんと再会を果たした。






     E N D


だから何だ、と問われても困ってしまうぐらい、進みも戻りもしないいつもの両片想い蓮キョです♡

ちなみに一葉が思い出す、キョーコちゃんが蓮君を可愛いと思ったシーンはカイン丸。正確にはあれ、蓮君じゃないけれども。



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