昨日の記事にはご心配頂きありがとうございます。
説明が足りず、心配をかけすいません。
高血圧については、過去に記事にしたように、医者にかかっているのです。
今でも2ヶ月に一回、循環器の先生に診てもらっておりまして、
上記事に書いたように、西洋薬は薬断ちに成功しました。
次回は、12月上旬に予約しているので、
それまでの間は、漢方(ツムラ62番)だけで、
西洋薬を飲まずにコントロールできないかと思っていますが、
身体からのSOS(軽いめまいと耳鳴り)が続くようなら、やはり医者でしょうか。
150/95が続いたら身体にダメージがありますか?
友人二人からは、150前後で下が90と差があるなら、大丈夫、とか、
150なら慣れるとかも言われました。(笑)
まずは、朝晩の血圧を記録し、
セルフコントロールで血圧が下がらないかチャレンジしてみます。
私の場合、薬も決まっていますので、医者に行けば、薬を飲めで診察終了です。
一生、降圧剤を飲み続けるのは嫌なので、
できれば前回と同様、西洋薬を飲まずに血圧を下げたいのですよね。
前回のように減量、減塩をして、血圧を下げられるかチャレンジしたいです。
皆さん心配して頂き、本当にありがとうございます。
さて、先週記事にした東京都薬用植物園に行ってきました。
最近マスコミでもよく取り上げられる植物園ですので、皆さんにも遊びに来て欲しいです。
薬草収獲感謝祭に参加するため今年も8時半に行きまして、
9時半には記念品引換券(兼アンケート)を頂けましたので、
その後は自由に見学できました。(やはり10時過ぎには、記念品引換券は無くなったそうです。)
10時半からの講演会は、京都大学の准教授だった伊藤美千穂先生のお話です。
演題は、「においは薬になりますか?」
生物化学の教師だった私はもとより、いちkanaさんも興味深く楽しい講演でした。
全て無料ですので、有り難いなあ。(笑)
【要 約】
(1)
30年前に香りが薬になるか研究を始めて、学会誌に論文を投稿したら、
「アロマテラピーは科学ではない」と掲載すらしてくれなかった。
その後、実験を積み重ね。(私、この過程も面白かった~)
どうやって、香りが薬になるかを実験データとして、証明していきました。
香りって濃度を測るのだって至難の業ですよ。
(2)
東大寺正倉院に収蔵されている香木「蘭奢待(らんじゃたい)」ってご存じですか?
天下第一の名香と謳われています。戦国武将も翻弄された沈香の香りです。
沈香の香り(沈香オイルの香り)をマウスに嗅がせると、
マウスの行動が抑制され(精神的安定)、食欲増進し、睡眠薬並みの安眠効果があることを
実験的に証明できたのです。
やっと、世界の学会で認められ、いろいろな香りの研究がされるようになりました。
カレーの香りをマウスに嗅がせると食欲増進されるって興味深いですよね。
それ以外でもイライラを納めたり、眠気を吹き飛ばしたり、食欲を抑えたりする香りの存在も分かってきました。
(3)
では、においが薬になるか?については、伊藤先生が皆に聞いて、皆さん手を上げていて、
薬になるって支持していましたが、それは違うと思います。
効果が強いと、医薬品として扱う必要になり、承認されるのは膨大なデータ収集と時間と
お金がかかります。
また効果が分かっても、においを正確な濃度で人に嗅がせることは無理です。
薬にはなるけど、今のところ、医薬品として販売は出来ないという結論になりそうです。
この研究が進めば、アロマテラピーは科学であると言える時代が来るかもですね。
血圧を下げる香りもあるきがします。
このイベントで、楽しみにしているのは、こちらのお土産。
神壺(しんこ)・おかめ笹は手に入りにくい縁起物。
大晦日まで飾って、神壺を食べると、来年が無病息災で過ごせます。
無料で頂けた記念品も気になりますよね。こちらです。
来年も参加するって心に決めました。(笑)
家に飾った神壺(しんこ)・おかめ笹はこちら。
薬祖神祭の赤いお札の裏はこちら。
東京都薬用植物園では、毎週のようにイベントが行われていますので、
興味のある方は、遊びに来て下さいませ。