1993年に開業した小田急リゾーツのホテル「はつはな」(箱根湯本)が、
全面リニューアルされ、昨日9月11日(日)にオープンしました。
縁あって試泊させて頂きましたので、
集中記事として「はつはな」の魅力の全てお伝えしております。
「はつはな」の魅力をお伝えした概要編から読んで頂ければ嬉しいです。
リニューアルされた主なお部屋を紹介した記事はこちら。
(全ての部屋に露天風呂があります。)
大浴場2つ、貸し切り風呂4つを紹介した記事はこちら。
夕食とその後のロビーラウンジでの無料で楽しめるお酒とデザートの記事はこちら。
(夕食後のラウンジでお酒&デザートタイムも素敵です。)
このホテルのコンセプトは「心と五感が満ちる静かなとき」です。
SPA「まほろみ」は、このコンセプトを具現化した場所になっていると思います。
二人で施術を受けられるスペースが有るのも良いですね。
そして、オリジナルの香りが、素晴らしかったです。
このSPAのコンセプトと、メニュー表はこちら。
(90分のボディーケアが100$って事ですよね。アメリカ人はビックリですね。(笑))
朝食は、窓側のテーブル席に案内されました。
レストランは全て個室になっており、
客室35室に対し31個室ありますので、ほぼ入れ替え無しで利用できるキャパがあります。
朝食は、箱根の名物寄せ木細工で作られた箱で提供されます。
個室ですので、ビュッフェではなく全て定食で、和洋から選べますので、
私は、和定食をチョイスしました。
私のお気に入りは、手作り湧水豆腐、出来たてを温かいまま頂きます。
焼きたてで提供された銀ダラの塩焼きも美味しかったなあ。
ビタミンジュースも出されました。
ご飯は少なめに取っていますが、何杯でも食べられる内容でした。
いちkanaさんは洋定食を頂いています。
美しいオムレツには、ケチャップではなくラタトゥイユ風のソースがかかります。
野菜のブイヨンスープも優しい味でした。
パンは、クロワッサンとグラファム・ファイン(全粒粉のパン)
クロワッサンのサクッとした音が私にも伝わり、次回は洋食を食べるぞ、って思わせました。(笑)
いちkanaさんも感動していた洋定食です。
和定食には付かない自家製のヨーグルトも付いて、ちょっと羨ましかったです。
ビタミンジュースももちろん付いてきます。
和定食でもヨーグルトだけは、リクエストして出してもらえないかしら。(笑)
窓際の個室カウンター席で食べると、このような雰囲気になります。
最後は、最上階の6階にあるロビー横のギャラリーショップです。
歴代の箱根駅伝の往路の優勝杯が飾られていました。
このホテルに提供されている寄せ木細工の会社が優勝杯を作っていたのですね。
食事で提供されている食器類も売られていました。
南部鉄器は、部屋の急須に使われていて、いちkanaさんは買う気満々。(笑)
夕食のお箸は、お持ち帰りできる檜の間伐材からできていましたが、
朝食で提供されたお箸は、売られていました。(2,800円)
部屋に置かれているオリジナルのお茶もありました。(3,500円)
日本茶は80℃でいれるのですが、部屋のデロンギのポットは80℃で沸かす機能がありました。
夕食でも提供されたオリジナルのクラフトリキュールは各種2,500円。
夕食では、SAKURAリキュールだったのですが、その他のリキュールも飲んでみたいと思いました。
お部屋にあった、ホテルオリジナルのサクラエールのビールも売られていました。
サクラの香りが良い感じの美味しいビールです。
和菓子3種も売られていました。
お部屋の和菓子が売店で売っているのは、日本の宿のお約束ですね。
レベルの高い美味しいお菓子でした。
はつはな公式HP:https://www.hakone-hotelhatsuhana.jp/
リニューアルの概要【公式】:https://www.odakyu-hotel.co.jp/news/press/2022/0907143051/
より詳しい公式ファクトブックはこちらをクリックして下さい。
私たちが泊まったお部屋の記事に続きます。
いちろうのもう一言
この宿の平均単価を米ドル換算すると二人で850米ドル。
ペアリングのお酒も入れて900ドル。 一人450ドル。
二人で、80平米以上の露天風呂付きの部屋に泊まり、豪華な食事とペアリングのお酒を楽しみ、
大浴場や、貸し切り風呂で寛ぎ、
温泉棟の出口には、ビール、コーヒー牛乳、アイスが無料提供されている。
部屋に置かれた和菓子3種も日本茶もとびきり美味しい。しかもチップも不要。
最近、ハワイを含めてアメリカに行った方なら、このホテルの安さ、お得さに驚きますよね。
昨日の日経新聞1面コラム「春秋」に書いてありましたが、
最近のオーストラリアでの人気の旅行先は、インドがブームだそうです。
行きたい国(日本)ではなく、行ける国(インド)が選ばれているとか。
日本のビザの取りにくさがネックになっています。
そうこうしている内に東南アジアの魅力が再発見されて、
日本は行きたい国としても選ばれなくなるかも。
観光産業は、日本にとって最後で最大のコンテンツになる分野。
こんなチャンスロスを招いている責任者は誰? どんどん貧乏日本になっちゃいますよ。