私立学校勤務の私はいじめ問題をどのように解決してきたか | 人生を夫婦で楽しむ方法

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食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

人間社会では、いじめ問題って必ず起きる問題だと思っています。

それは、人の気持ちをお互いに100%は理解できないからです。 

特にやっかいなのは、いじめる側にいじめている認識が無い事。

いじめられている人は、心と身体が傷ついているのに、いじめている側にその認識が無い事。

また、いじめられている人は、その事をいじめている人に言えない事。

これって、学校だけで無く、我々の社会で多かれ少なかれ発生しますよね。

身体を傷付ければ、傷害罪ですが、心を傷付けても傷害罪にならない事が多く、

会社だったら出社拒否、 学校だったら登校拒否になってしまう可能性があります。



このような いじめ問題ですが、私の学校、特に私が担当した学年では、いじめ問題が深刻化する事はありませんでした。

それは何故かと言いますと。。。。。。


私の学年では、入学から3日間を黄金の3日と位置付けていました。

刷り込みってご存じですよね。鳥が生まれてすぐに見た物を親と思ってしまう事です。

私立学校ですので、教育の理念がしっかりありまして、それに基づき変な校則(笑)も多々あるのです。

それを知らずに入ってきた生徒は、納得できず退学してしまう事もあります。

そこで、黄金の3日間を利用し、

なぜ、こんな校則があるのか。教育理念との関係を含めて、刷り込みしておりました。

このようにしても教育方針に合わず、結果的に辞めてしまう生徒が出てしまうのは残念な事でした。

私の学校は受験倍率の高い学校だったのですが、せっかく入学した生徒が退学してしまうのは残念な事です。


教師生活を36年してきましたが、私の学年で、いじめられた生徒が退学した事はありません。

それは、いじめ問題が、ほとんど起きないからでもあります。

なぜ、起きないかというと、黄金の3日間で、いじめ問題についてもしっかり伝えるからです。

どう伝えるかというと、簡単に書くと

「この学校ではいじめ問題が起きた場合、どんな理由があってもいじめた側に責任を取ってもらう」と言う事です。

つまり、いじめ問題が解決すれば良いですが解決できない場合、いじめた生徒に辞めてもらうと言う意味です。

なので、いじめられ、心と身体が傷ついた場合、すぐに学校に言って欲しいと伝え、

早く言ってくれるほど、早く解決できる事を理解してもらいます。



いじめ問題って、ほとんどの場合、いじめられる側に原因があり、いじめている側は、いじめている意識がありません。

いじめられていると生徒からSOSが発せられたとき、速やかに関係者を呼び、事情を詳しく聞いて、

どんな理由があっても、いじめた側(心と身体を傷付けた側)が悪いと理解させ、
(理由の如何に寄らず、人の心と身体を傷付ける事は許されない事を理解させます)

いじめられた生徒に謝罪させます。
形だけではダメです、いじめが許されない事を理解させて謝罪させるようにしております。

そして、同じ生徒をいじめた場合、いじめた生徒には学校を辞めてもらうと伝えます。

以上の内容を黄金の3日間で、しっかり理解させるので、いじめの問題は深刻になる前に解決でき、

36年間、私が担当した学年でいじめを苦に退学する生徒は一人もいませんでした。


「人の心と身体を傷付けたら、傷付けた事を理解し、しっかり謝罪する。」
こんな単純な事ができないからいじめ問題が起きるのですよね。


さて、問題なのはいじめられた生徒の教育です。

多くの場合、いじめられた生徒に問題があります。

なので、何故いじめられたかをしっかり考えさせるようにしておりました。

「あなたのここが悪いからいじめられた」とは、絶対に言いません。

本人に、とことん考えさせて、他人から見た自分を理解してもらうようにしてきました。

このような教育を通して、人の多様な価値観を互いに認め合う環境ができていた気がしております。


人を傷付けてしまった場合、その理由の如何を問わず謝罪する事が大切だと今でも思います。


私が、いじめ問題で一番悩んだのは、発達障害の生徒が入学してくるようになった事です。

特に人の気持ちが理解できないアスベルガーの生徒の教育でした。

一般の会社でもアスペルガーの社員は一定数存在するはずで、その事を理解しないと、接している社員の心が折れてしまうなど、大きな問題があるのですが、この話は長くなるので止めておきます。

リクエストがあれば、どこかで書こうかと思います。

 

ちなみに「いじめ」という言葉を使いましたが、大嫌いな言葉です。

                        いじめは立派な傷害事件だと思っています。

今回も写真が無いので、先日のJALダイヤプレミア(DP)ラウンジ(羽田)の写真を載せます。

いちろうのもう一言

丸武の玉子焼サンドイッチがDPラウンジに提供されるようになったのですが、

朝7時には無くなってしまうとの事、この日は5時半に着いたのですが、

丸武の玉子焼サンドイッチは中2日の登板(笑)で、3月は3の倍数の日の提供、

と言う訳で、私にとっては、幻のサンドイッチになっています。(笑)

この日のおにぎりは、鮭バター醤油(左)と明太子(右)



羽田のDPラウンジ史上(笑)のもっとも気合いが入ったおにぎりに感じました。(個人的な感想)

鮭も明太子もしっかり入っていて美味しかったですよ。

これからも具がしっかり入ったおにぎりを期待したいです。

ところでトマトジュース論争(私が勝手に論争している件)にnapiさんからしかコメントがありませんでした。napiさんありがとうございます。(有塩派1票)



現在、ANAは無塩、JALは有塩のトマトジュースになっております。

減塩が叫ばれる昨今、私は無塩のトマトジュースが好きなのです。

皆さんは有塩派、無塩派、飲まない派? もし良ければお知らせ下さい。(笑)

有塩のトマトジュースから塩は抜けませんが、無塩のトマトジュースに塩を入れる事はできますよね。(笑)

と言う訳で、この飛行機に乗って、旅に出ております。


(A350の15号機)

昨日は、みどりたまこさんが紹介されていた「とんかつレストランYAMASHiRO」に行ってきました。

シェフと共感部分が多く、料理も美味しくて感動しました。みどりたまこさんありがとうございます。

早めに記事にしたいと思います。 飲み過ぎてちょっと二日酔いの朝です。