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1ヶ月半ぶりに休みとなった昨日。
こんな講演会に行ってきましたよ。
1000人以上参加して,みなさんの感心の高さに驚きました。
首都大学東京 教授 山崎春雄先生による
「立川断層」って,危ないのか?
地震を知って正しく恐れよう。
こんな講演会に行ってきましたよ。
1000人以上参加して,みなさんの感心の高さに驚きました。
首都大学東京 教授 山崎春雄先生による
「立川断層」って,危ないのか?
地震を知って正しく恐れよう。
という講演会です。
6月10日の新聞に立川断層の活断層地震の発生確率が高まったって書いてありましたよね。
立川断層は,府中市から埼玉県入間郡名栗村まで北西から南東に延びる33kmの活断層です。
断層の東側が,高くなる逆断層です。
断層の東側が,高くなる逆断層です。
例えば,西武拝島線で見ると,武蔵砂川駅と玉川上水駅の間にありますので,
西側の武蔵砂川駅は高架になって,東側の玉川上水駅は地面駅です。
西側の武蔵砂川駅は高架になって,東側の玉川上水駅は地面駅です。
つまり,武蔵砂川駅の東側に登り坂があります。その坂が正に立川断層です。
坂になっているのが、分かりますでしょうか。昨日の撮影です。
坂になっているのが、分かりますでしょうか。昨日の撮影です。
立川断層の上(地表面)は,坂道(東側が高くなる坂)になっているんです。
小さな地震(関東大震災,阪神大震災レベル)までしか計算できないそうで、
今回の東日本大震災は,モーメントマグニチュードでしか正確に計算できません。
マグニチュードとモーメントマグニチュード
マグニチュードは日本独自のもので正式には気象庁マグニチュードだそうです。小さな地震(関東大震災,阪神大震災レベル)までしか計算できないそうで、
今回の東日本大震災は,モーメントマグニチュードでしか正確に計算できません。
モーメントマグニチュードは動いた活断層の面積に比例するので,9以上の数値が出ましまた。
世界で起きた地震の4番目に規模になるそうです。
世界で起きた地震の4番目に規模になるそうです。
立川断層は,33kmですから起きてもモーメントマグニチュード7程度だそうです。
マグニチュードが1違うとエネルギーは32倍,2違うと1000倍ですから
東日本大震災の1000分の1程度の規模です。
マグニチュードが1違うとエネルギーは32倍,2違うと1000倍ですから
東日本大震災の1000分の1程度の規模です。
山の中では,
活断層で山が割れますので,そこが谷になって,人の生活の場になります。
活断層で山が割れますので,そこが谷になって,人の生活の場になります。
松本からの北側の中央線や大糸線の線路は断層に沿って,敷かれているんです。
その断層の上で,みんなが生活しております。
山の中で生活するより,平地の方が便利だからです。
その断層の上で,みんなが生活しております。
山の中で生活するより,平地の方が便利だからです。
実際に活断層が動くのは,数千年に一度ですから,地震と上手く付き合うことが日本人の宿命なのです。
立川断層はいつ動くのか。
5千年~6千年ごとに起きていて,最終活動は,2000年前です。つまり,後3000年は動かないってことになっているんですが,
地球規模での3000年はほんの一瞬ですから,
誤差の範囲として明日地震が起きてもおかしくないそうです。もちろんその確率は低いです。
ところが,今回の地震で応力分布が変わり,ほとんどの断層で応力が減り,地震確率が減りましたが,
立川断層と福島の双葉断層だけは,応力が増加し確率が増えたんです。
どのくらい確率が増えたのか。
結論です。今後,30年で立川断層の地震が起きる可能性は,2.1%でした。
これが,2.2%に増えたそうです。
誤差の範囲って話しなんですが,増えたので新聞報道になったようです。
ただ,日本に住む我々は,地震に対して油断してはいけません。
今回の東日本大震災も予想されておりませんでしたので,地震は起きるものとして防災対策が大切です。
今回の東日本大震災も予想されておりませんでしたので,地震は起きるものとして防災対策が大切です。
みなさんのご家庭で家具転倒防止のための対策をしていますか。 |
地震から命を守るのは,家具の転倒防止と火事の防止が一番大切です。 |
多摩地区,特に立川市,小平市,昭島市,東大和市等の台地にある場所は,堅牢な地盤の上にあるそうで,地震に対して強い地域だと分かりました。
でも油断は禁物ですね。