計画停電を回避する方法

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電気って，貯めることができません。
だから，今，点いている電気は，今，発電されている電気です。

現在の計画停電は，あくまでも過去のデータに基づいて，未来を予測して停電させる規模を決めています。

だから，みんなが予測以上に一斉にスイッチを入れたら，対処できない大規模停電が起きます。
大規模停電が起きると，その復旧には長時間かかるそうです。
だから計画停電は少し余分な地域まで，停電になるんです。（安全マージン）

ですから
逆にみんなの節電が効果を上げれば，次の日の停電規模が縮小される可能性があります。

「節電」って口で言いながら，自分だけは好きに使っていませんか？

１．エアコンの設定温度は，下げましたか？

２．エアコンのフィルターは掃除してありますか？（笑）

３．暖房する部屋を減らし，なるべく家族１部屋ですごしましょうよ。

４．ウォシュレットの水温や便座の温度は下げていますか？
　　本当は，便座の保温を止めて欲しいのですが，無理なことはやってもらえませんよね。

５．冷蔵庫の開け閉めは，大きいですよ。開け閉めを少なくし，スイッチを強から弱にしましょう。
　　弱にするだけで１８％消費電力が減るそうです。

６．室内でも少し厚着しましょうよ。
　　シャツや寝間着で歩ける温度になっていませんか？　靴下を２重履きしていますか？

７．テレビの画質をダイナミックなどの設定を標準に落とし，明るさを少し落としましょう。

８．蛍光灯を少し外しちゃいましょう。できればこれを機会にＬＥＤ電球に変えませんか？

９．停電して復旧したときに問題のない家電が多かったですよね。待機電力を減らすため
　　使わないときはコンセントを抜いてしまいましょう。

10．洗剤はすすぎ一回のコンパクト洗剤ですか？　それ以外の洗剤は，しばらく使うのを止めましょう。

11．炊飯器の保温は使わない。せっかくなら土鍋でガスで炊くって良いかも。
　　めんどくさがらず，食べられる量を炊くって重要ですよね。

12．電気ポットのコンセントは抜いて，ガスでお湯を沸かし電気ポットに入れる。（魔法瓶式の場合）

　資源エネルギー庁などの資料によると、家庭での電力消費のうち最も高いのは
　　１．エアコンで、全体の２５％
　　２．冷蔵庫　　１６・１％
　　３．照明器具　１６・１％
　　４．テレビ　　　９・９％　　です。

なるべく電力消費のピークタイム（気温の低い今の時期は、18時～19時前後）を避けて電気を使うようにしましょう。

「一人くらいは」って思わず，みんなで力を合わせましょう。

スイッチを入れる前に、

「そのスイッチ，今、本当に必要？？？」

って、考えてからスイッチを入れたいですね。（ちょっとほるんさんの受け売りです。）

素敵な節電ポスターを見つけました。

ここです：http://setsuden.tumblr.com/

このサイトにあるポスターはデザイナーたちの心意気によって、著作権フリーになっているそうです。
誰に許可を取ることなく、印刷、編集、転載など、自由かつ無制限に使ってよいです。

こんな心温まるポスターが数多く掲載されています。是非見て下さい。

少しでも早く、たくさんの人の行動に結びつくと良いですね。

イチローの独り言
私のマンションは大規模マンションです。
中庭で，大きなスーパーの袋をもった中年女性の会話
「今日もいっぱい買ったわ」
「そうなのよね。もう冷蔵庫に入れるところがないのよね。」
ぶち切れそうになった私。
こんな人がいることが恥ずかしいです。（注意はできませんでしたが，，，，，，（涙））

イチローのもう一言
停電になって家族全員で何回もやってしまうこと。
それは，照明のスイッチを入れてしまい，「あっ停電だった」って思うことです。
毎日停電しますので，何回やったことか。
それだけ，電気って身近なんですよね。