非正規雇用と格差社会の拡大 ショックだった話 | 人生を夫婦で楽しむ方法

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日本のグローバル化という大きな流れで、非正規雇用が増えており、現在は3人に一人が非正規雇用です。

望まずに非正規雇用になっている人たちも多数いるはずで、どうしたら正規雇用を増やせるのでしょう。


私の知人が最近経験した話です。

バイトで勤める会社のバイトの同僚(50代男性)が無断欠勤し、電話をかけても出ないので、

心配して家に行ったけどやはりいない。

次の日も無断欠勤で、履歴書などを調べたが他の連絡先がかかれていない。

そんな状態で、知人は、最悪の事態を感じたようで、職場の長に警察への連絡を進言したそうです。

その答えが、

「う~ん・・・。やめといた方がいいよ。もしね、その万が一、ってことがあった場合、警察立会いの下、遺体確認、なんてことになっちゃうんだよ?そうなったら大変だよ?悪いこと言わないから、このまま待つしかないよ。冷たいようだけどさ、このままずっと連絡が無いようなら、部長権限で彼は退職してもらって新しいバイトを採用する、ってことになると思うよ」
です。
その男性は連絡先も自宅以外になく、このような不測の事態が起きた場合、命を守ってもらえる再度の砦が職場のはずです。

もし、正規雇用の社員だったらこんな扱いになるでしょうか。

知人も心配だったので、彼の家に行ったそうです。
郵便受けには手紙が残っており、家に帰ってないことが想像されますが、
家の中で倒れていることも考えられますので、管理人に開けてもらうよう相談しました。

その答えが、

このマンションは分譲マンションです。
マンションの管理は共有部分だけで、個々のお部屋の対応はしておりません。
他に鍵をお持ちの方にお願いしてください。
だった。
そして、何日かが経ち、さすがにバイトのローテーションがきつくなり、解雇を考えなければなくなったので、上司が本部に相談しやっと、真剣に連絡先を探すことになったそうです。

結果は、部屋で病死されていたと言うことです。

非正規雇用が増えて、一人世帯の方が非正規雇用になるケースがこれからはどんどん増えます。
だって、非正規雇用だと家族を養えないからです。

ニュースでは、崖に取り残された犬や狭い場所に落ちた猫の救出劇なら取り上げられますが、

一人世帯で、家に取り残された人は救出してもらえない。
こんなことで良いのかって思います。

無くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、こんなことが起きないように、みなさんに知っていただきたく記事にしました。
1.バイトを雇うときでも複数の連絡先を必ず確認する。
2.無断欠勤しない人が無断欠勤したときは、職場が責任を持って確認の義務を果たす。
は、せめて迅速にやってもらいたいと思います。

非正規雇用とは

期間を定めた短期契約で職員を雇う雇用形態。
期間を定めない雇用契約を結ぶ正規雇用の対義語。非典型雇用などともいう。
日本では、非正規雇用の職員にはいわゆるパート(パートタイマー)、アルバイト、契約社員、派遣社員が含まれる。

2008年10~12月期平均データでは過去最高34.6%を記録し、3人に1人超を占めるようになる。