真っ黒 黒切り蕎麦 小堀屋本店 佐原 | 人生を夫婦で楽しむ方法

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食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

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たった半日の滞在だった佐原。なのに未だに記事が終了しない。
そんな魅力のある街なのだと、改めて実感。
佐原スケッチ:http://blogs.yahoo.co.jp/zen3des/33738786.html
純カステラ:http://blogs.yahoo.co.jp/zen3des/33722510.html
鬼下ろし器:http://blogs.yahoo.co.jp/zen3des/33769142.html
ごま油とラー油:http://blogs.yahoo.co.jp/zen3des/33824017.html

そして今日は、お蕎麦の紹介。

超有名な小堀屋本店だ。
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上記の記事のお店や小堀屋は、忠敬橋を中心に半径100mに集約しているので、
散策も短時間で効率よく回れる。


二階建ての店舗部分は明治25年に江戸期の様式を再現した建築で、
昭和49年に千葉県有形文化財に指定されている。

江戸時代にタイムスリップした感じだ。
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座敷の手前には蔀戸があり、写真の右側はもともとは小あがりだったそうだが、
現在はテーブル席となっている。
(二階座敷は現在使っていない。)

小堀屋はもともと醤油醸造を生業としていたが、
天明年間(天明ですよ。)の火事をきっかけに、同2年(1782)に蕎麦屋に転業、
以来今日にいたっているそうだ。

蘊蓄が長くなったので、蕎麦前で一杯。(笑)
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そして、その当時からのレシピが残されており、一番の名物が黒切り蕎麦だ。
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お蕎麦に昆布粉を混ぜて打ってあり、見事な黒に仕上がっている。

ツルツルシコシコの蕎麦はへぎ蕎麦に通じるものがある。
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昆布の味もしっかりしており、大変珍しいお蕎麦だ。

七味の花を開かせてみたが、
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黒に赤は、独特の世界観(笑)となった。

近くには、小堀屋別館もあり、違った佇まいだ。
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昭和4年築の千葉銀行佐原支店の建物を利用している。

メニューは両店共通(クリック拡大)
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この黒切り蕎麦は、普通のもりそばの3分の2ほどしかなく、値段も900円。

普通のもりそば570円も大変美味しそうであった。

量が少なく、値段が1.5倍以上。如何なもんであろうか。
良心的な商売をしているお店が多い中で???な値段設定の気がした。

地元の方は、普通のもりそばを注文していた。
一見さんの観光客は、黒切り蕎麦が食べたいなあ。って足下を見られているような値段設定に思えた。
(言い過ぎかなあ。)
とは、書いたものの
一度は食べてみたかった黒切り蕎麦。次回はもりそばの予定。

小堀屋本店  黒切り蕎麦
TEL 0478-52-4128 
住所 千葉県香取市佐原イ505 
定休日 水曜日
予約 予約不可 駐車場 裏にあり
ホームページ http://koboriya.jp