心に染みるコンサートに行ってきました。 | 人生を夫婦で楽しむ方法

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文化の秋ですね。 

昨日は、生まれて初めて早稲田大学に足を踏み入れました。
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コンサートは、大隈記念講堂で行われたんです。
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立派な講堂だなあ。
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行われたのは、「命のコンサート」
HP:http://www.daysjapan.net/waseda/opening/opening.html

早稲田大学とDAYS JAPANが共催した。
「知る」「伝える」「生命をまもる」日本で最大のフォトジャーナリズム・フェスティバルの
幕開けイベントで、歌と写真と語りによるコンサートでした。

イベントは今週を中心に続きますので、こんなキーワードやフォトジャーナリズムに興味
のある方は、参加してみると良いかも知れません。

詳しくは、HPをみて欲しいです。

コンサートでは、
加藤登紀子(歌手)さんの歌。 100万本の薔薇を生で聞きました。
立松和平(作家)さんの講演。 南極でみたものなど地球環境の話でした。
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その中でも一番心に染みたのが、ナターシャ・グジーさんの歌声です。
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HP:http://www.office-zirka.com/

透明な歌声ってあるんですね。

イベントのHPより

チェルノブイリ事故で被曝したウクライナ人歌手。悲劇を乗り越えていく希望を、民族楽器バンドゥーラを奏でながら、「水晶」にたとえられる澄み切った声で歌います。「防人の詩」「いつも何度でも」「白い翼」「遥かに遠い空」をお届けします。 
●プロフィール
 ウクライナ生まれ。1986年4月26日、6歳のときチェルノブイリ原発で爆発事故が発生し、原発からわずか3.5キロの所で被曝した。8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。「チェルノブイリこども基金」の招きで、民族音楽団のメンバーとして2度来日し、全国で救援公演を行う。NHK『ねがい~世界に広がる平和の歌~』、テレビ朝日『徹子の部屋』、日本テレビ『誰も知らない泣ける歌』など出演番組多数。

で、こう語りました。

親が発電所に勤めていたので、原子力発電所から3.5kmの場所に住んでいたのです。
事故の起きた次の日は、事故が連絡されず、普通に生活しながらみんなが被爆したのです。
普通に学校に行き、小さい子供は外で遊びました。
そして、その次の日に避難命令が出て、3日間の避難なので手ぶらで行くように指示されました。
その時、手ぶらで家を出て以来、20年も家には戻ることができません。
現在は、家も森も故郷全てが土に埋められてしまったのです。
そうやって、歴史から消されちゃったんですよね。彼女の故郷での思い出も。

それを記録するのがフォトジャーナリズムな訳です。

彼女の歌をその故郷の記録写真と共に聴きました。

さだまさしの「防人の歌」を日本語で歌っちゃうんですよ。

上記のような話を淡々と話され、防人の歌ですよ。涙があふれました。

また、彼女の演奏するロシアの民族楽器バンドゥーラ(ハープとギターを合体させたような楽器)
の音色が素晴らしくて、心から痺れました。

そして、CDを買っちゃいました。
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サインまでくれて、握手もしてきました。(笑)

機会があれば、是非聞いていただきたい歌声です。

今回のイベントは、いつも遊びに来ていただいているベーネさんから教えてもらったんです。
ベーネさんのブログは、そんな文化的な香りの高いブログでいつも読ませてもらっています。
この場を借りてお礼を言わせてください。「ありがとうございました。」
ベーネさんのブログ:http://bene811.exblog.jp/