●コンサルティング
技術系のコンサルティングは、概ね、以下の3種類です。
①調査業務
②検討業務
③設計業務
調査は、地質調査、地形測量、耐震性の有無、データ収集等を行います。
検討は、計画の策定や対策の検討を行います。
設計は、図面作成、数量計算、積算を行います。
技術士は、コンサルティングの資格です。
このため、技術士試験でも、調査、検討、設計がクローズアップされます。
近年では、特に調査、検討の内容、手順、留意点について出題されることが多いです。
●フォーマット
フォーマットは書式、様式、仕様という意味です。
フォーマットに沿って文を書き込めば、適切な書類や資料を作成することができます。
言い方を変えれば、フォーマットは成功モデルです。
このためフォーマットを作ることができれば安泰です。
しかしながら、フォーマットを作るのは大変です。
技術士試験も同じです。
フォーマットがあれば、解答を作るのが楽です。
勉強する段階でフォーマットを作って、そのフォーマットに沿って、各テーマについて解答を作成すればいいわけです。
自分のフォーマットを完成させれば、もう合格は目の前です。
●調査・検討
調査・検討のフォーマットを作ってみました。
①基本情報の調査
②現状の把握(施設・水質の状態やトラブルの原因を調査する)
③目標の設定(計画策定の場合は向上に関する指標、トラブルの場合は正常化が目標になる)
④対策の検討(予防対策と軽減対策)
この4つのステップが調査・検討の基本となります。
このフォーマットに沿って、いくつかのテーマについて解答を作成すれば、応用が効きます。
来年の試験に向けて、勉強を始めるのであれば、自分の得意な分野について、上記4項目を作ってみてはどうでしょうか。