試験本番、実力は2割減少する | 新見一郎

新見一郎

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

●試験は一発合格を狙うべき

本日、電気主任技術者の三種試験に申込みをしました。

 

この試験、理論、機械、電力、法規の4科目があります。

種目毎に合格の権利を3年間、継続できます。

例えば、1年目で理論に合格し、2年目でと機械に合格、3年目で電力と法規に合格すれば、電気主任技術者の三種試験に合格できます。

 

でも、このペースを基本としたら、合格できません。

 

これは、僕が、いくつかの資格試験を受けたから、解ることです。

試験というのは、一発合格できるよう努力するべきです。

 

一発合格できるかどうかではなく、一発合格を目指して勉強するべきなんです。

それくらいのテンションで勉強するのが、ちょうどいいんです。

 

 

●試験本番、実力は2割減

多くの試験のボーダーラインは60%です。

60%得点できれば、合格です。

 

例えば、試験前に60%得点できるだけの実力を身につけたとします。

ボーダーラインが60%ですから、これで合格できるはずです。

 

ところがです。

残念ながら、僕らは、試験で20%を失います。

実力の80%しか発揮できないんです。

そうなると、60%ギリギリの実力しか身につけてないのであれば、試験本番では48%の得点しかできません。

不合格です。

 

なぜ、こんなことが起こるのか?

 

①まずはです。

試験は時間制限があります。

1問に時間を取られると残り時間が少なくなります。

残り時間が少なくなると、思考が鈍ります。

 

②次にです。

試験本番は緊張します。

緊張すると思考が鈍ります。

 

③それからです。

試験では初めて解く問題に対峙します。

初めての問題に対峙したとき、僕らの思考は鈍ります。

 

このように、残念ながら、試験本番では思考が鈍ります。

実力の20%減です。

このため、試験前に到達した実力の80%程度しか発揮できません。

試験本番で60%をとるためには、20%の実力減を考慮する必要があります。

つまり、試験前の段階で、60%の20%増、75%を得点できる実力を身につける必要があるわけです。

 

電験については、4科目を合格を目指すくらい勉強をするべきです。

4科目勉強しても、実力の20%減ですが、3科目に合格することしかできないかもしれません。

でも、1〜3科目の合格を目指していたら、20%の減少ですから、0〜2科目の合格です。

合格した科目を3年持ち越すことができても、1年に1科目ずつ合格していたのでは、全科目合格することはできません。

やはり、2〜3科目以上、合格したいのであれば、最初から全科目合格するくらいの気負が必要なんです。

 

●今日の勉強

電験のチャンレンジを6月1日から開始しました。

今日は初めての土曜日でした。

それから、本日は受験お申込をしました。

いよいよ本気モードです。

今日は、6時間ぐらい勉強しましたね。

理論を5時間、法規を1時間勉強しました。

勉強すると、どうしても眠くなります。

途中、眠たくなり、2回も昼寝をしました。

 

なかなか大変でしたが、平日は一日1時間半、土日は一日8時間、水曜日は予備日とすれば、1.5H×4+6H×2=18時間、勉強できます。

このペースで勉強すれば、4科目全部勉強することができます。

全科目、理解することは可能ですね。

 

 

●本日のご褒美

勉強重要ですが、息抜きも必要です。

マンガを読んでいます。僕はマンガが大好きです。

本日はこの2冊です。

 

 

 

 

それでは、明日も、頑張りましょう。